XcodeのAI欄にCopilot 全プランで選べる
GitHubは11月4日、AppleのXcodeに組み込まれたAIのコーディング支援でGitHub Copilotを使えるようにしました。Xcodeの中のAI欄で、Copilotを選んで作業を頼めます。
いまは公開プレビューで、入っているのはXcode 27.3のベータ版からです。対象はCopilotの全プランで、0ドルのFreeも含まれます。これまでの拡張機能「GitHub Copilot for Xcode」も別の選択肢として残ります。
始めるのに要るものは次の3つです。
- Apple Developerのダウンロードページから入れるXcode 27.3 beta
- macOS Tahoe 26.6以降のMac
- XcodeのSettingsにあるIntelligenceの欄での設定

- 11/3JetBrains AirでCopilotを選べるようになった
- 11/4XcodeのAI欄でCopilotが公開プレビューに
- 11/7AInformationが料金ページで4プランを確認
Freeは補完が月2,000回まで 有料のProは月1,583円だ
AInformationが11月7日に料金ページを開くと、Copilotのプランは4つでした。円は1ドル158.33円(11月6日の欧州中央銀行の値)で計算しています。
| プラン | 月額(公式) | 円の目安(AInformation計算) | チャットとエージェントの枠(公式) |
|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | 0円 | 上限あり |
| Pro | 10ドル | 約1,583円 | 15ドル分 |
| Pro+ | 39ドル | 約6,175円 | 70ドル分 |
| Max | 100ドル | 約15,833円 | 200ドル分 |
XcodeのAI欄で頼むチャットとエージェントは、AIクレジットを使います。1クレジットは0.01ドルです。Freeはこの枠に上限があり、コード補完も月2,000回までです。
料金ページは日本語の画面でも開けます。ただ円の表示は1つも出てこなかったので、値段はドル建てのままです。円安が進むと、支払う円は増えます。

ChatGPTとClaudeも並ぶ Copilotは10か所で使える
XcodeのAI欄で選べるのはCopilotだけではありません。Appleの説明書では、ほかに次の2つが並びます。
- ChatGPT:アカウントが無くても使える
- Claude(Sonnet・Opus):ログインしてから使う
Copilotのほうが強いのは、同じ契約をXcodeの外でも使える点です。料金ページには、VS CodeやJetBrainsのIDEなど10の環境が並びます。iPhoneアプリとWebを両方作るチームは、契約を1つにまとめやすくなります。
JetBrains Airも対応 支出の上限はAir側で決められない
11月3日には、JetBrainsのエージェント向けの新しい道具「JetBrains Air」でもCopilotを選べるようになりました。今のCopilotの契約のまま、IDEの中でもクラウドでも作業を任せられます。
クラウドの作業はJetBrains AIのクレジットでなく、Copilotのプランから引かれます。AirではClaude AgentやCodexも選べるので、候補が1つ増えた形です。会社で使うときの制限も発表に並んでいます。
- Airの側では、Copilotの支出の上限を決められない
- Airの利用状況の画面に、Copilotの使用量は出ない
- 作業ごとに、個人と会社のどちらの契約を使うかを選べない
- クラウドで使うには、Air Teamsを入れた法人の組織が要る
会社のMacはMDMで止められる まずFreeで上限を試す
Macを社員に配っている会社は、外部のAIを使わせるかを先に決めておきたいところです。Appleの説明書によると、MDMのプロファイルで管理しているMacのコーディング支援を止められます。
設定の名前は CodingAssistantAllowExternalIntegrations で、false にすると止まります。使わせる場合は、次の順で確かめるとよさそうです。
- ベータ版のXcodeを仕事用のMacに入れてよいか、社内の決まりを見る
- まずFreeで試し、チャットの上限に何日で届くかを数える
- 社内のコードを渡す前に、学習に使われる設定を確かめる
同じ週にはCopilot CLIも更新され、/settings でプラグインやMCPサーバーの設定を1画面で探せます。VS Codeの1.145とGitHub Copilot appにも、エージェントの作業を管理する機能が入りました。
正式版のXcodeに入る日は、まだ書かれていません。急がない会社は、27.3の正式版を待ってから広げても遅くありません。
- Air Teams
- JetBrains Airの法人向けの仕組み。Copilotの作業をIDEやブラウザからクラウドの隔離された環境で動かすときに使う。
※記事の事実とは分けて、筆者の考えを書いています。
分析・考察VS CodeでCopilotを契約している会社は、同じ契約をXcodeへ広げやすくなりそうだ。ただ今はベータ版のXcodeが前提なので、仕事用のMacに入れてよいかの判断で止まる会社が多いとみている。
情報システム部門は、MDMで外部のAIを止めるかどうかを先に決めておきたい。JetBrains Airも同じで、Air側では支出の上限を決められない。上限はGitHub側の予算で持つ形になる。
- XcodeのGitHub Copilotは無料で使える?
- 使えます。GitHubはXcodeのAI欄での利用を全プランが対象としていて、0ドルのFreeも含まれます。ただFreeはチャットとエージェントの利用に上限があり、コード補完も月2,000回までです。上限を気にせず使うなら、月10ドル(約1,583円)のProからになります。
- 今のXcodeでGitHub Copilotを使うには何が要る?
- Xcode 27.3のベータ版と、macOS Tahoe 26.6以降のMacが要ります。ベータ版はApple Developerのダウンロードページから入れます。入れたあとはXcodeのSettingsにあるIntelligenceの欄でCopilotを設定します。いまは公開プレビューの段階で、正式版に入る日はまだ発表されていません。
- これまでのGitHub Copilot for Xcodeの拡張機能はどうなる?
- なくならず、別の選択肢として残ります。GitHubは、XcodeのAI欄で使う形と拡張機能の形を選べるとしています。今の拡張機能で困っていなければ、Xcode 27.3の正式版が出るまでそのまま使い続けても問題ありません。
- JetBrains AirでCopilotを使うと費用はどこから引かれる?
- Copilotの契約から引かれ、JetBrains AIのクレジットは使いません。ただAirの側ではCopilotの支出の上限を決められず、利用状況の画面にもCopilotの使用量は出ません。作業ごとに個人と会社のどちらの契約を使うかも選べないので、会社で使うなら先に契約の分け方を決めておく必要があります。
【この記事の出典】
- GitHub Changelog(この記事の元にした報道)補助資料・2026年11月7日に確認
