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Teammatesは継続業務を担う 状況が変われば自分で動く
AI検索のPerplexityは11月4日(現地時間)に、続いていく仕事を任せるAIエージェント「Teammates」を発表した。1回の質問に答えて終わるのではなく、プロジェクトの計画から受け持つ。作業を割り振り、優先順位が変われば進め方を切り替える。
土台は同社の作業用エージェント「Perplexity Computer」だ。Teammatesはその中でユーザーのツールやファイルを使って働き、複数の作業セッションや別のエージェントを束ねて仕事を進める。途中の進み具合を見たり、指示を足したりもできる。
新しいのは、頼まれる前に動く点だ。発表では営業の例として、決まって注文していた顧客から注文が途絶えると、注文履歴とサポートの問い合わせを調べて何が変わったかを探るとしている。Perplexityは2025年7月にAIブラウザ「Comet」を出し、2025年10月に全員へ開放した。今回はその先の、仕事を抱え続けるエージェントになる。

- 2025年7月PerplexityがAIブラウザ「Comet」を公開
- 2025年10月Cometを全ユーザーに開放
- 11/4Teammatesを発表。まずMax向けのウェブ版
使えるのはMaxだけ 年払いでも月167ドル相当だ
Teammatesはまず有料プラン「Perplexity Max」の加入者にウェブ版で出る。iOS版は近日中とされ、記事の時点ではまだ使えない。無料プランとProプランのままでは使えない。
AInformationが11月2日に確かめた日本語の料金ページでは、Maxは年払いで月167ドル相当だった。11月5日の為替(1ドル158.46円)で直すと約26,463円になる。Teammatesが使えないProは同じ年払いで月17ドル相当、約2,694円だ。同じ会社の中で10倍近い差がある。
| プラン(公式の料金ページ) | 年払いの月あたり | 円の目安 | Teammates |
|---|---|---|---|
| 無料 | 無料 | 無料 | 使えない |
| Pro | 17ドル相当 | 約2,694円 | 使えない |
| Max | 167ドル相当 | 約26,463円 | 使える(まずウェブ版) |
AInformationが調べたAIツールのうち、作業の自動化に使えるのは84本ある。料金が分かったものの中央は月2,900円で、真ん中の半分は月1,574円から月3,934円に収まる。日本円で払えるのは16本だけだ。Maxの値段はこの相場の外にあり、ドル建てなので円安の影響もそのまま受ける。

営業とサポートで効く Slackで人もAIも仕事を頼める
Teammatesが向くのは、毎週同じ確認を続ける仕事だ。発表はマーケティング・営業・カスタマーサポート・業務運営・財務を挙げている。作業の中身を覚えて学ぶので、回を重ねるほど前の仕事を踏まえて動ける。
日本の会社で効きそうなのはSlackとのつながりだ。チャンネルにTeammatesを入れると、同僚が仕事を頼んだり進み具合を聞いたりできる。エージェント同士の引き継ぎもできる。サイトの不具合を見つけた側が調べた結果を別のエージェントへ渡し、直し方を作らせる使い方が紹介されている。
権限はPerplexity Computerに設定したツールとプロジェクトの範囲に従う。エージェントごとに作業環境が分かれ、ブラウザのセッションも別々に管理される。どの顧客データまで触らせるかは、導入する側が先に決める話になる。

契約する前に確かめる3点 日本での提供とiOS版
試す前に見ておきたいのは3つある。1つ目は国の条件で、発表には提供する国の制限が書かれていない。料金ページは日本語で表示され、日本からもMaxの申し込み画面まで進める。
2つ目は契約の名義だ。料金ページのMaxの欄の下には「個人利用のみ」と書かれている。会社の業務で使うなら、個人のMaxで始めてよいかを情報システムの担当と先に確かめておきたい。
3つ目は端末で、いまはウェブ版だけだ。外出先のスマホで進み具合を見たい人はiOS版を待つことになる。まずProのままAIエージェントの仕事の範囲を決め、どの業務を任せるかを紙に書き出してから上げても遅くない。
AInformation調べ作業を自動化するAIツールはいくらで使えるか
| ツール | 月あたり | 無料 |
|---|---|---|
| GeminiGoogle AI プラン最安 | 725円/月Google AI Plus | ○ |
| kintone | 1,000円/月ライトコース | × |
| Brevo | 1,140円/月Starter | ○ |
| Miro AI | 1,160円/月Starter/年払い | ○ |
| Asana AI | 1,200円/月Starter/年払い | ○ |
| Doraverse | $8/月Starter/年払い/約1,259円 | × |
| monday.com(AI) | 1,300円/月ベーシック/年払い | ○ |
| ChatGPT | 1,400円/月Go | ○ |
2026年11月2日時点でAInformationが調べたもの。金額はそのツールを使える一番安い有料プランの月あたり。作業を自動化するAIツール83本のうち、日本円で払えるのは16本、無料で試せるのは53本。表に出したのは画面が日本語のもの。外貨は1ドル157.37円で換算
- Perplexity Computer
- Perplexityの作業用AIエージェントの土台。複数のAIモデルを使い分け、ユーザーのツールやファイルで仕事を進める
企業の導入の現場から見ると、Teammatesでいちばん先に止まるのは性能より契約の名義だ。Slackのチャンネルに入れて部署で頼み合う作りなのに、使えるのは個人向けのMaxだけになっている。誰か1人が自分の名義で契約し、その人の権限で顧客データを触らせる形になりやすい。情報システム部門は、どのチャンネルに入れてよいかと、退職や異動のときにエージェントの記憶をどう引き継ぐかを先に決めておかないと、試した部署から先へ広がらないとみている。
- Perplexity TeammatesはProプランで使える?
- 使えない。Teammatesはまず有料プランのPerplexity Maxの加入者向けにウェブ版で出ている。Proは年払いで月17ドル相当(約2,694円)だが、Teammatesを使うには年払いで月167ドル相当のMaxへ上げる必要がある。iOS版は近日中とされ、いまはウェブ版だけだ。
- Perplexity Teammatesはいくらかかる?
- Maxの料金がそのままかかる。AInformationが11月2日に見た料金ページでは、Maxは年払いで月167ドル相当だった。11月5日の為替の1ドル158.46円で直すと約26,463円になる。ドル建てなので、円安が進むと円での請求額は増える。
- Perplexity Teammatesは日本で使える?
- 発表に提供する国の制限は書かれていない。料金ページは日本語で表示され、日本からもMaxの申し込み画面まで進める。ただし料金ページのMaxの欄には「個人利用のみ」とあるので、会社の業務で使うなら社内の決まりと合うかを先に確かめておきたい。
この記事の出典
補助資料
- [1]GIGAZINEこの記事の元にした報道
出典の最終確認日:2026年11月6日
