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Meta、Museのフォロー外しの広告を削除 広告ライブラリからも消えた
MetaはAIエージェント「Muse」の広告のうち、インスタグラムのフォロー外しを追えるとうたった1本を取り下げた。Business Insiderの問い合わせに対し、Metaの広報担当者が削除を認めた。いまはMetaの広告ライブラリでも配信されていない。
広告に気づいたのは、マーケティング系ニュースレター「Link in Bio」を書くレイチェル・カーテン氏だ。10月24日ごろインスタグラムに流れてきた広告は、ふわふわのマスコットにTinder風の赤と緑の札を持たせた絵だった。うたい文句は「誰がフォローを外したかを毎週確認できる」というものだ。
- 10/24インスタにMuseのフォロー外し広告が流れる
- 11/3Metaが広告の削除を認めたと報道
Museで追えるのは頼んだ後の分だけ 過去のフォロー外しはさかのぼれない
Museに頼むと追跡はできるが、条件が付く。Business Insiderの記者が実際に頼むと、Museはフォローの一覧を記録し始めると答えた。ただし過去に誰が外したかはさかのぼれないという。
記者が追跡を任せたところ、2日後に1人が見つかった。過去の分が見えないのは、昔からある外部の追跡サービスとほぼ同じ作りになる。
| 項目 | Museに頼んだとき |
|---|---|
| これから外した人 | 記録を始めた後の分は分かる |
| 過去に外した人 | さかのぼれない |
| 記者が試した結果 | 2日後に1人見つかった |

日本のApp StoreでもMuseは入れられる 説明にフォロー外しの1行は無い
Museは日本のApp Storeにも並んでいる。編集部が11月3日に「Muse from Meta」のページを開くと、無料でアプリ内購入があり、年齢制限は18歳以上の表示だった。仕事効率化の1位とも出ている。
日本語の説明には、メール・カレンダー・Instagram・Facebookなどと連携できると書いてある。ところが説明を最後まで読んでも、フォロー外しの追跡は出てこなかった。できることの例は予約や家計管理や買い物が中心で、アクションの前には必ず承認を求めるとも書かれている。
日本からでもインスタグラムを連携すれば、同じ頼み方はできそうだ。ただ公式の説明に無い使い方なので、Metaがこの先も認めるかは分からない。

インスタ公式が機能を作らない理由 外部の追跡サービスはログイン情報を求める
インスタグラムは、フォロー外しが分かる機能をわざと作ってこなかった。責任者のアダム・モッセーリ氏は、関心がなくなった相手を気兼ねなく外せるようにしたいと説明している。外したことが知られれば相手の気持ちを傷つける。特に若い利用者にはこたえるという考えだ。
外部の追跡サービスは前からあるが、ログイン情報へのアクセスを求めるものがある。Business Insiderの記者も、そのやり方は勧めないと書いた。Museならログインを他社に渡さずに済むが、インスタの方針と食い違う使い方であることは変わらない。
記者は、効率を上げるAIエージェントと時間を使わせるSNSは目的がぶつかると指摘している。会社のアカウントをMuseにつなぐなら、何を任せて何を任せないかを担当者どうしで先に決めておきたい。
- 広告ライブラリ
- Metaが配信中の広告を誰でも検索して見られるように公開している一覧。消えた広告は配信が止まったと分かる
企業のSNS担当がMuseにInstagramをつなぐなら、まず決めておきたいのは会社のアカウントで何を頼まないかだ。フォロー外しの追跡は本人には便利でも、相手から見れば監視に近い。Museは実行前に承認を求める作りだが、頼む中身の線は使う側が引くしかない。今回Metaが消したのは広告で、機能を止めたとは書かれていない。社内の利用ルールに、エージェントへ頼んでよい作業の一覧を足しておくと、担当者が替わっても迷わずに済みそうだ。
- Museでインスタのフォローを外した人は分かる?
- 分かるのはMuseに追跡を頼んだ後に外した人だけだ。Business Insiderの記者が頼むと、Museはフォローの一覧を記録し始め、2日後に1人を見つけた。過去に外した人はさかのぼれない。外部の追跡サービスとほぼ同じ作りになる。
- Museは日本で使える?
- 日本のApp Storeにも並んでいる。編集部が11月3日に開いたページでは、無料でアプリ内購入があり、年齢制限は18歳以上だった。説明にはInstagramやFacebookとの連携が書かれているが、フォロー外しの追跡には触れていない。
- 外部のフォロー解除チェックアプリは安全?
- ログイン情報へのアクセスを求めるものがあるので、気をつけたほうがよい。Business Insiderの記者も、そうしたやり方は勧めないと書いた。インスタグラム自身は、気兼ねなくフォローを外せるようにするためにこの機能を作っていない。
この記事の出典
補助資料
- [1]Business Insider Japanこの記事の元にした報道
出典の最終確認日:2026年11月3日
