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Cursor、アプリ公開まで自動にした 月8ドルのPlusでは使えない

読了 約6分
Cursorの新機能は月30ドルから。Build Live Appsは有料限定

この記事の要点

  • Cursorは11月5日、頼むだけでWebアプリを作って公開できるBuild Live Appsを出しました。
  • 使えるのはクラウドエージェントが入った有料プランだけです。
  • 個人なら月30ドル(約4,750円)のPremium以上が要り、月8ドルのPlusでは使えません。
この記事の数字11月7日時点
使える個人プランの月額30ドル

Cursorがアプリの公開まで自動に DBと認証も用意する

Cursorは11月5日、頼むだけでWebアプリを作って公開まで進めるBuild Live Appsを出しました。クラウドエージェントに作りたいものを伝えると、データベースとログインの設定や置き場所の用意まで受け持ちます。

始め方は、クラウドエージェントを立ち上げて「アプリを作りたい」とはっきり伝えるだけです。社内のデータ倉庫などとつなぐときは、必要な鍵をCursorが聞いてきます。公開するときに住所を自分で選ぶと、すぐ開けるリンクが返ってきます。

Cursorの社内では、営業・経理・法務の人もこの仕組みで道具を作っているそうです。紹介されている例は次のとおりです。

  • 営業チーム向けの商談の見える化の画面
  • イベントの申し込みや座席の割り当ての管理
  • 新しく入った人向けの研修や案内のページ
CursorのBuild Live Appsの公式発表
CursorのBuild Live Appsの公式発表 / 出典:cursor.com / 制作:AInformation

使えるのは月30ドルのPremiumから Plusは対象外だ

Build Live Appsはクラウドエージェントが使える有料プランだけの機能です。個人なら月30ドルのPremium以上が要り、月8ドルのPlusでは使えません。

AInformationが11月7日に料金ページを開きました。クラウドエージェントの欄に印があるのはPremium以上とTeams・Enterpriseで、FreeとPlusは空欄です。Plusは使えるモデルもGrokだけです。

プラン 月額(公式) 日本円にすると Build Live Apps
Free 0ドル 0円 ×
Plus 8ドル 約1,267円 ×
Premium 30ドル 約4,750円 ○
Super 100ドル 約15,833円 ○
Ultra 200ドル 約31,666円 ○
Teams 1人30ドルから 1人約4,750円から ○

円は1ドル158.33円(欧州中央銀行の11月6日の値)でAInformationが計算しました。日本語の料金ページもドル表示のままで、円の価格はありません。他社のモデルを使う分は月額に含まれず、使った量で別に請求されます。

AInformation調べでは、プログラミング・開発に使えるAIツールは71本ありました。料金が分かった50本の月額の中央は3,162円で、日本円で払えるのは10本だけです。Premiumはドル建てで、この中央より高い側に入ります。

Cursorの料金ページの比較表。クラウドエージェントと自動化の行はFreeとPlusが空欄でPremium以上に印がある
Cursorの料金表 クラウドエージェントはPremiumから 出典:cursor.com(2026年11月7日時点の画面)

公開の前に検査が必ず走る 部署で道具を作る会社に効く

公開は自動では進まず、利用者が自分で頼んだときだけ動きます。そのとき決まった項目を見る検査と、AIが中身を読む検査の2種類が走ります。ファイルに書いたAPIキーや見えてしまう認証情報を見つけると、公開を止めて直す所を伝えます。

  • チームの管理者は、作られたアプリと秘密の値を全部見られます
  • 管理者は検査に自社の決まりを足すことも、公開中のアプリを取り下げることもできます

TechRepublicは、CodexやClaude Codeにはここまでの公開の流れは無いと比べています。コードを書くまでの道具と、社員に配るところまで受け持つ道具の差です。

気をつけたいのは個人プランです。個人プランでは、誰でも開ける公開リンクも作れます。社員が個人で契約して社内データにつなぐと、会社の管理の外でリンクが出回るおそれがあります。

CursorのBuild Live Appsでできること。Cursor。Premium以上。できる。DBとログインを自動で用意。公開前に検査が必ず走る。チームだけに共有できる。できない。月8ドルのPlusでは不可。GitLabはまだつながらない。手元のPCだけでは動かない。まずは自分だけの公開で試す。AInformation編集部が作ったイラスト図解(1本のできる/できない)
公式発表と料金ページをもとに使える範囲を整理した / データ:Cursor 公式発表・料金ページ / 制作:AInformation

試す前に確かめる3点 GitLabと手元のPCは対象外だ

手元のパソコンだけでは動かない点に気をつけてください。説明書には、クラウドエージェントでないと使えないと書かれています。

  • リポジトリがCursor OriginかGitHubにあるか。GitLabは「近く対応」の段階です
  • 契約がPremium以上かTeamsか。Plusから上げると月22ドル(約3,483円)増えます
  • 他社のモデルを使うか。使った分は月額と別に請求されます

最初は公開範囲を自分だけにして、小さな画面を1つ作ると様子がつかめます。検査で何が止まるかを見てから、チームへ共有を広げるとよさそうです。

AInformation調べプログラミングや開発に使うAIツールはいくらで使えるか

ツール 月あたり 無料
GeminiGoogle AI プラン最安 725円/月Google AI Plus ○
GrokX Premium 980円/月プレミアム ×
STUDIO 1,290円/月Mini ○
ChatGPT 1,400円/月Go ○
Codex 1,400円/月Go ○
Hostinger Website Builder 1,499円/月Premium ×
ロリポップ!AIホームページ 1,540円/月1ヵ月 ×
Microsoft Copilot 2,130円/月Microsoft 365 Personal ○

2026年11月7日時点でAInformationが調べたもの。金額はそのツールを使える一番安い有料プランの月あたり。プログラミングや開発に使うAIツール70本のうち、日本円で払えるのは10本、無料で試せるのは51本。表に出したのは画面が日本語のもの。外貨は1ドル158.08円で換算

導入の現場から考える

※記事の事実とは分けて、筆者の考えを書いています。

藤井俊太AI導入コンサルタント

分析・考察社内の道具を部署の人が自分で作る流れは、ここで一段進んだとみている。これまで止まっていたのは、作った画面の置き場所とログインの用意だった。そこをCursorが受け持つので、営業や総務の人でも配るところまで届く可能性がある。

一方で情報システム部門は、先に決めることが増える。個人契約のPremiumでは誰でも開ける公開リンクが作れる。社内データにつなぐアプリはTeams契約に限る、といった線を先に引いておきたい。

Claude Codeを自分で使うなら使い方と入れ方/料金とProで使える回数/AIコーディング4本の比べ

よくある質問
Cursorの月8ドルのPlusでBuild Live Appsは使える?
使えません。Build Live Appsはクラウドエージェントが使える有料プランだけの機能です。料金ページの比較表では、Plusのクラウドエージェントの欄は空欄でした。個人なら月30ドルのPremium以上、会社なら1人月30ドルからのTeamsが要ります。1ドル158.33円で計算するとPremiumは月約4,750円です。
Build Live Appsで作ったアプリは社外の人にも見せられる?
個人プランなら誰でも開ける公開リンクにできます。チームで使う場合は、Cursorにログインした人だけが開ける形で、特定の人・グループ・チーム全体を選んで共有します。チームの管理者は全部のアプリを見られ、公開中のアプリを取り下げることもできます。
GitLabのリポジトリからBuild Live Appsで公開できる?
11月7日時点ではできません。対応しているのはCursor OriginとGitHubで、GitLabなどほかの置き場は近く対応と書かれているだけです。手元のパソコンだけで動かす使い方も対象外で、クラウドエージェントから始める必要があります。

【この記事の出典】

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