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ChatGPTのグラフ作成で文字化けを直す方法は?6枚とも化けず動くグラフは2種類だった

読了 約23分
ChatGPTのグラフ作成で文字化けを直す方法は?6枚とも化けず動くグラフは2種類だった
この記事の要点

ChatGPTに売上表を付けて5種類のグラフを7回頼むと、画面に写った6枚はフォントを付けなくても日本語がすべて読めました。会話の中で動くグラフになったのは棒と円だけです。散布図に近似直線を重ねたものと2軸とヒートマップは画像で返り、数字はどれも正解と合いました。

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AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AIの総合情報サイト「AInformation」は、AIに関する情報やサービスを解説・紹介するWebメディア。運営と記事の確認は藤井俊太が1人で行っています。藤井俊太のプロフィール

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ChatGPTに売上表を付けて5種類のグラフを7回頼むと、画面に写った6枚はフォントを付けなくても日本語がすべて読めました。会話の中で動くグラフになったのは棒と円だけです。散布図に近似直線を重ねたものと2軸とヒートマップは画像で返り、数字はどれも正解と合いました。

6枚画面に写り題も商品名も日本語で読めたグラフ
2種類会話の中で動くグラフになった種類(棒と円)
42秒IPAexゴシックを付けたヒートマップが返るまで
この記事で分かること
  • 2026年10月3日にChatGPT Plusで同じ売上表のグラフを7回頼みました。画面に写った6枚のグラフは題も商品名も日本語で読めて、□の文字化けは1つも出ていません
  • 会話の中で動くグラフになったのは棒グラフ(45.2秒)と円グラフ(33.3秒)の2つでした。散布図に近似直線を重ねたものと2軸の複合グラフとヒートマップは画像で返っています
  • 確かめた数字はすべて合いました。棒の年間売上は5商品とも正解で、円の割合も5つとも小数第1位まで合っています。近似直線の式も正解と同じy = 288.8x + 9839.4でした
  • 日本語フォントのIPAexゴシックを付けてヒートマップを頼むと、42秒で「添付の ipaexg.ttf を使い」と答えました。付けない回は32.5秒で、どちらも日本語は読めています
  • フォントを付けた回は行の名前が「2025-01」から「1月」の形に変わりました。軸の名前と色の帯の名前は絵から見当たらなくなっています
  • Pythonのコードを頼むと48.2秒で1,817字の答えが返りました。コードには日本語のフォントを5つの候補から探して設定する行が入っています

結論:ChatGPTのグラフ作成は6枚とも文字化けせず動くグラフは棒と円の2種類だった

AInformation編集部は2026年10月3日に、ChatGPT Plusのアカウントでグラフ作成を試しました。使ったのは編集部が作った架空の会社の売上表のCSVです。2025年1〜12月の12行に、5つの商品の月別売上が千円の単位で並んでいます。この表を付けてグラフの種類だけを変えた文を、新しい会話で1回ずつ送りました。送信は全部で7回で、パワーは7回とも既定の中程度です。

いちばん大きい結果は、文字化けが1つも出なかったことです。グラフの絵が画面に写った6枚は、題も商品名も軸の名前もすべて日本語で読めました。そのうち5枚は日本語のフォントを付けずに頼んだ回です。検索の上位に並ぶ記事には、日本語が□になったらフォントを付けるよう勧めるものがあります。今回はその□が、付けない回でも出ていません。

2つ目の結果は、グラフの返り方が種類で分かれたことです。棒グラフと円グラフは、カーソルを合わせると数字の枠が出る動くグラフで返りました。散布図に近似直線を重ねたものは画像のグラフでした。2軸の複合グラフとヒートマップも画像です。公式ヘルプは、動くグラフにできるのを棒・折れ線・円・散布図の4種だとしています。散布図はこの4種に入るのに、線を重ねた今回は画像になりました。

確かめられた数字は、どのグラフでも正解と合いました。棒の金額は5商品とも合い、円の割合も5つとも小数第1位まで同じです。秒数は32.5〜48.2秒の間で、いちばん長かったのはPythonのコードを頼んだ回でした。

ChatGPTに同じ売上表で5種類のグラフを頼んだ結果の図。棒グラフと円グラフは動くグラフで、散布図+近似直線と2軸の複合グラフとヒートマップは画像で返り、日本語はどれも読めた
同じ売上表で5種類を頼んだ結果。動くグラフは棒と円だけで散布図と2軸とヒートマップは画像だった(制作:AInformation)

ChatGPTでグラフを作成する手順は3つで売上表を付けて種類と題を書くだけだ

表を付けてから棒グラフを受け取るまでを、解説動画に録りました。動画は本番とは別にもう一度送って録ったので、答えの1行目が本番と少し違います。どちらも会話の中に動く棒グラフが出ました。

データ分析(Python を実行して表とグラフ)の手順(AInformation編集部が2026年10月3日に操作した画面)
  1. 入力欄の左の+から表のファイルを付ける。+を押すと「写真やファイルを追加」が出ます。付けたCSVは、入力欄の上に表の小さな絵とファイル名で出ます。
  2. グラフの種類と題を1つの文に書く。何をどのグラフにするかと題を入れます。商品名を日本語のまま入れてほしいときは、それも書き添えます。
  3. 送って会話の中のグラフを確かめる。答えは送った文の下に出ます。題と商品名が正しく出ているかを見てから使います。
ChatGPTの入力欄に月別の売上表のCSVファイルを付けた画面。上に表の縮小画像とuriage_2025で始まるファイル名があり、下にChatGPT に聞くの欄とMediumのボタンが並ぶ
入力欄に売上表のCSVを付けた画面。表の小さな絵とファイル名が出て右下にMediumと出ている(AInformation編集部が2026年10月3日に操作した画面)

上の画面が、売上表のCSVを付けた入力欄です。表の小さな絵の下に「uriage_2025」で始まるファイル名が出ています。右下の「Medium」はパワーの段で、今回は7回とも中程度のままです。どの回も新しい会話を開き、表を付け直してから送りました。前のグラフの作り方が、次の答えに混ざらないようにするためです。

棒グラフを頼んだ文は次のとおりです。ほかの6回も同じ型で、グラフの種類と何をグラフにするかと題だけを変えています。

添付した売上表(2025年1〜12月の月別売上・金額の単位は千円)をもとに、5つの商品の年間売上(1〜12月の合計)を比べる棒グラフを1枚作って、この会話の中に表示してください。グラフの題は「2025年 商品別の年間売上(千円)」にして、商品名は表のまま日本語で入れてください。

ChatGPTに売上表のCSVを付けて棒グラフを頼んだ会話の画面。上に行番号つきの表で月と商品名の列が出て、その下に送った文の吹き出しと28s考えましたと分析済みが続く
棒グラフを頼んだ会話の上の部分。付けたCSVが行番号つきの表で出てその下に送った文が並ぶ(AInformation編集部が2026年10月3日に操作した画面)

送ると、付けたCSVが送った文の上に表の形で出ました。行番号の付いた表で、月と商品名が列の見出しに並びます。表の右上には保存と拡大のボタンもあります。グラフを見る前に、付けた表の列と数字が正しく読めているかをここで確かめられます。

棒グラフと円グラフは公式の4種どおり会話の中の動くグラフで返った

棒グラフは45.2秒で返り5商品の年間売上がすべて合った

棒グラフの答えは45.2秒で返りました。画面には「28s考えました」と「分析済み」が出て、その下に答えの文とグラフが並びます。答えの文は「年間売上(1〜12月合計)は」で始まります。5商品の合計を千円の単位で並べていました。

正解は商品Aのタンブラーが146,400千円で、商品Bのエコバッグが140,600千円です。商品Cの冷感タオルは82,800千円で、商品Dの弁当箱は88,000千円になります。商品Eの保温ボトルは101,100千円です。答えに書かれた金額は5つとも正解と同じでした。

グラフの題は頼んだとおりの「2025年 商品別の年間売上(千円)」です。その下には「2025年1〜12月の月別売上を商品ごとに合計」という小見出しが付きました。縦の目盛りは0から160,000までで、棒は商品の順に5本並びます。棒にカーソルを合わせると数字の枠が出て、画面では商品Cの「年間売上 82,800」が開いていました。グラフの右上には共有のボタンと「…」のボタンがあります。

題と5つの商品名の6か所は、すべて日本語で読めました。商品Cと商品Dの名前には数字の枠が少しかかっていますが、枠の中にも同じ名前が出ています。答えの字数は334字でした。これには動くグラフの目盛りや数字の枠の文字も入っているので、文の長さとしては比べられません。

ChatGPTが売上表から作った商品別の年間売上の棒グラフの画面。題は2025年 商品別の年間売上(千円)で、5本の棒の下に日本語の商品名が並び、商品Cの年間売上82,800の枠が出ている
棒グラフの答え。28s考えましたと分析済みの下に動く棒グラフが出て商品Cの数字の枠が開いている(AInformation編集部が2026年10月3日に操作した画面)

円グラフは33.3秒でドーナツ型になり割合は5つとも合った

2回目は、年間売上の割合を表す円グラフを頼みました。棒グラフの文から、グラフの種類と何をグラフにするかと題だけを変えています。

添付した売上表(2025年1〜12月の月別売上・金額の単位は千円)をもとに、5つの商品の年間売上の割合を表す円グラフ(割合は%で小数第1位まで入れる)を1枚作って、この会話の中に表示してください。グラフの題は「2025年 商品別の売上構成比」にして、商品名は表のまま日本語で入れてください。

答えは33.3秒で返り、画面には「18s考えました」と出ました。棒グラフの回にあった「分析済み」は、この回の画面には写っていません。答えの文は「年間売上を合計し、構成比を小数第1位まで算出しました。」の1文だけでした。

返ってきたのは、真ん中が空いたドーナツ型のグラフです。題は頼んだとおりの「2025年 商品別の売上構成比」で、下には5つの商品名が凡例として並びます。どれも日本語で読めました。扇にカーソルを合わせると数字の枠が出て、画面では商品Bの「売上構成比 25.2%」が見えています。右上には棒グラフと同じく共有と「…」のボタンがありました。

割合の正解は商品Aが26.2%で、商品Bが25.2%です。商品Cは14.8%で、商品Dは15.7%になります。商品Eは18.1%です。答えの文にも5つの割合が並び、どれも小数第1位まで正解と同じでした。頼んだのは円グラフでしたが、形はドーナツ型で返っています。形まで決めたいときは、文の中で形も指定してください。

ChatGPTが売上表から作った商品別の売上構成比のグラフの画面。真ん中が空いたドーナツ型で、下に5つの商品名の凡例が並び、商品Bの売上構成比25.2%の枠が出ている
円グラフの答え。18s考えましたの下にドーナツ型の動くグラフが出て商品Bの25.2%の枠が開いている(AInformation編集部が2026年10月3日に操作した画面)

散布図に近似直線を重ねると38.9秒で画像のグラフになり式は小数第1位まで合った

3回目は、商品Bのエコバッグの月別売上を散布図にして、最小二乗法の近似直線を重ねるよう頼みました。散布図は、公式ヘルプが動くグラフにできると書く4種の1つです。直線の式をグラフの下に書くよう、1文も足しています。

添付した売上表(2025年1〜12月の月別売上・金額の単位は千円)をもとに、横軸を月(1〜12)、縦軸を商品B(エコバッグ)の売上にした散布図に最小二乗法の近似直線を重ねたグラフを1枚作って、この会話の中に表示してください。グラフの題は「2025年 商品B(エコバッグ)の月別売上と近似直線」にして、商品名は表のまま日本語で入れてください。直線の式(傾きと切片は小数第1位まで)もグラフの下に書いてください。

答えは38.9秒で返り、画面には「9s考えました」と「分析済み」が出ました。グラフは棒や円とは違う形で、題の付いた枠の中に絵が1枚貼られています。枠の右上にあるのは保存と拡大のボタンで、共有と「…」のボタンはありません。公式ヘルプが言う画像のグラフにあたる形です。

絵の中の日本語はすべて読めました。題のほかに、凡例の「商品B(エコバッグ)」と「最小二乗法の近似直線」が出ています。縦軸の「商品B(エコバッグ)の売上(千円)」と横軸の「月」も日本語です。12個の点は右上がりにほぼ一直線に並び、その上を直線が通っていました。正解の点も10,100から13,300まで、月ごとに少しずつ増えていく並びです。

式はグラフの下に「近似直線:y = 288.8x + 9839.4」と書かれました。答えの文も「最小二乗法による近似直線は y = 288.8x + 9839.4 です。」の1文で、同じ式です。正解は傾きが288.8で切片が9839.4なので、小数第1位まで合っていました。答えの文は45字と短く、式のほかには何も書いていません。

ChatGPTが商品Bの月別売上を散布図にして近似直線を重ねた画面。題の付いた枠の中に画像のグラフがあり、12個の点の上を直線が通り、下に近似直線の式が日本語で書かれている
散布図と近似直線の答え。枠に貼られた画像のグラフの下に近似直線の式y = 288.8x + 9839.4が書かれた(AInformation編集部が2026年10月3日に操作した画面)

2軸の複合グラフは39.3秒で画像になりコードを頼むと48.2秒で1,817字の答えが返った

そのまま頼むと39.3秒で棒と折れ線の2軸グラフが画像で出た

4回目は、月別の合計売上を棒にして商品Cの冷感タオルを折れ線にする2軸の複合グラフです。折れ線は右側の縦軸で読むよう頼みました。この形は公式の4種に入りません。

添付した売上表(2025年1〜12月の月別売上・金額の単位は千円)をもとに、月別の合計売上を棒、商品C(冷感タオル)の月別売上を折れ線で表し、折れ線は右側の縦軸で読む2軸の複合グラフを1枚作って、この会話の中に表示してください。グラフの題は「2025年 月別の合計売上と商品C(冷感タオル)の売上(千円)」にして、商品名は表のまま日本語で入れてください。

答えは39.3秒で返り、画面には「分析済み」が2行出ました。グラフは画像で、枠の見出しは頼んだ題ではなく英語の「Matplotlib Chart」です。答えの下には「2025_monthly_total_and_productC_dual_axis.png」という画像の札も付きました。答えの文は58字で、棒が「月別の合計売上」で折れ線が「商品C(冷感タオル)」だと説明しています。

絵の中の題は、頼んだとおりの「2025年 月別の合計売上と商品C(冷感タオル)の売上(千円)」でした。凡例と横軸の「1月」から「12月」も日本語で読めます。左右の縦軸の名前も日本語です。右側には2本目の縦軸があり、折れ線はその目盛りで描かれていました。

山と谷の位置も正解と合っていました。棒は12月がいちばん高く、正解の表でも12月の49,800千円が最大です。折れ線は8月が山で、正解の15,600千円と同じ月でした。棒や点の上に金額は書かれていないので、目盛りで見た位置だけの確かめです。

気になったのは色です。棒と折れ線が同じ青で描かれていて、線が棒と重なる月は見分けにくくなっていました。色を分けたいときは、文の中で色まで指定してください。今回はそこまで頼んでいません。

ChatGPTが月別の合計売上を棒で商品Cを折れ線にした2軸のグラフの画面。分析済みが2行あり、画像のグラフの右に2本目の縦軸があり、下に.pngの画像の札が付いている
2軸の複合グラフの答え。枠の見出しはMatplotlib Chartで棒と折れ線が同じ青で描かれている(AInformation編集部が2026年10月3日に操作した画面)

コードを頼む1文を足すと48.2秒で1,817字の答えになった

7回目は、4回目と同じ文の最後に1文を足しました。足したのは「最後に、グラフを描くのに使ったPythonのコードをそのまま載せてください。」です。変えたのはこの1文だけです。

添付した売上表(2025年1〜12月の月別売上・金額の単位は千円)をもとに、月別の合計売上を棒、商品C(冷感タオル)の月別売上を折れ線で表し、折れ線は右側の縦軸で読む2軸の複合グラフを1枚作って、この会話の中に表示してください。グラフの題は「2025年 月別の合計売上と商品C(冷感タオル)の売上(千円)」にして、商品名は表のまま日本語で入れてください。最後に、グラフを描くのに使ったPythonのコードをそのまま載せてください。

答えは48.2秒で返り、7回の中でいちばん長くかかりました。字数は1,817字で、ほかの6回の45〜334字より大きく増えています。答えの1行目は「グラフを作成しました。上に表示されているものが」で始まり、左軸が棒で右軸が折れ線だと説明していました。そのあとに「使用したPythonコードは以下のとおりです。」と続き、コードが載っています。

コードは、pandasで表を読んでmatplotlibで描く形でした。読み込んだファイルは「/mnt/data/uriage_2025(20261003-023340).csv」です。右の縦軸は twinx() で作り、最後に「2025_monthly_total_and_productC_dual_axis.png」という名前で保存しています。4回目の画像の札と同じファイル名でした。

文字化けの話で目を引いたのは、フォントを決める行です。コードには「Noto Sans CJK JP」「IPAexGothic」「IPAGothic」「Yu Gothic」「Hiragino Sans」の5つの名前が並んでいました。その中から、ChatGPTの環境で使えるものを上から順に探して設定する書き方です。どの名前が実際に使われたかは、画面の答えからは分かりません。

コードの枠の右上には、コピーのボタンと「実行」のボタンが出ていました。答えの下には4回目と同じ名前の画像の札も付いています。グラフの絵そのものは撮った画面の外にあったので、今回は確かめていません。

ChatGPTにグラフを描いたPythonのコードを頼んだ答えの画面。コードの枠にCSVを読む行と日本語フォントの候補の一覧が並び、右上にコピーと実行のボタン、下に.pngの札がある
コードを頼んだ答え。Pythonの枠に日本語フォントの候補5つが並び右上に実行のボタンがある(AInformation編集部が2026年10月3日に操作した画面)

ヒートマップは32.5秒で60マスに数字が入りIPAexゴシックを付けると42秒かかった

フォントなしの32.5秒で60マスの数字と日本語が読めた

5回目は、月(12行)×商品(5列)の売上を色の濃さで表すヒートマップです。各マスに金額の数字も入れるよう頼みました。ヒートマップも公式の4種には入りません。

添付した売上表(2025年1〜12月の月別売上・金額の単位は千円)をもとに、月(12行)×商品(5列)の売上を色の濃さで表すヒートマップ(各マスに金額の数字も入れる)を1枚作って、この会話の中に表示してください。グラフの題は「2025年 月別×商品別の売上(千円)」にして、商品名は表のまま日本語で入れてください。

答えは32.5秒で返り、7回の中でいちばん短い時間でした。画面には「分析済み」が1行出て、題の付いた枠の中に画像のグラフが貼られています。答えの文は56字で、「12か月×5商品のヒートマップを作成しました」と書いていました。

行は「2025-01」から「2025-12」までで、列には5つの商品名が並びます。60マスすべてに金額が入り、カンマの付いた数字で読めました。いちばん濃いマスは8月の商品C(冷感タオル)の15,600で、正解の最大と同じです。確かめた3つのマスも合っていて、1月の商品Eは13,600で12月の商品Bは13,300でした。

日本語は、題と5つの商品名の6か所がすべて読めました。左の「月」と下の「商品」という軸の名前も日本語です。右の色の帯には「売上(千円)」という名前が付いていました。フォントを付けずに頼んだ回でも、□は1つも出ていません。答えの下に画像の札は付いていませんでした。

ChatGPTが月別×商品別の売上をヒートマップにした画面。12行×5列のマスに金額が入り、8月の商品Cがいちばん濃く、商品名と月と商品の軸の名前が日本語で出ている
ヒートマップの答え。行は2025-01から2025-12で60マスに金額が入り色の帯に売上(千円)とある(AInformation編集部が2026年10月3日に操作した画面)

IPAexゴシックを付けると42秒で使ったと答え行の名前が1月の形になった

6回目は、5回目と同じ文の最後に「グラフの文字には、添付したフォント(ipaexg.ttf)を使ってください。」を足しました。付けたのは、文字情報技術促進協議会が配っているIPAexゴシック(Ver.004.01)のファイルです。大きさは6,099,900バイトで、中身は変えずに付けています。検索の上位で勧められている対処を、そのまま1回試した形です。

ChatGPTの入力欄に売上表のCSVファイルとIPAexゴシックのフォントファイルipaexg.ttfの2つを付けた画面。2つの札が横に並び、下にMediumのボタンがある
入力欄に売上表のCSVとIPAexゴシックのipaexg.ttfを並べて付けた画面(AInformation編集部が2026年10月3日に操作した画面)

入力欄には、売上表の札の横に「ipaexg.ttf」の札が並びました。フォントのファイルも、ほかのファイルと同じく+から付けられます。

添付した売上表(2025年1〜12月の月別売上・金額の単位は千円)をもとに、月(12行)×商品(5列)の売上を色の濃さで表すヒートマップ(各マスに金額の数字も入れる)を1枚作って、この会話の中に表示してください。グラフの題は「2025年 月別×商品別の売上(千円)」にして、商品名は表のまま日本語で入れてください。グラフの文字には、添付したフォント(ipaexg.ttf)を使ってください。

答えは42秒で返りました。答えの文は48字で、「作成しました。添付の ipaexg.ttf を使い、各マスに売上金額を入れたヒートマップです。」と書いています。画面には「分析済み」が2行出て、答えの下には「2025_month_product_heatmap.png」という画像の札が付きました。

絵は3か所で変わりました。行の名前は「2025-01」の形から「1月」の形になっています。左の「月」と下の「商品」の軸の名前と、色の帯の「売上(千円)」は見当たりません。マスの数字は細い字になり、撮った画面では細部まで読み取りにくくなりました。

題と5つの商品名は、フォントを付けた回も日本語で読めました。5回目で□が出ていなかったので、フォントで直った所はありません。変わったのは字の形と行の名前などの見た目です。色の濃さの並びは5回目と同じで、いちばん濃いのは8月の商品Cでした。

ChatGPTにIPAexゴシックを付けてヒートマップを頼んだ答えの画面。行が1月から12月の形になり、答えの文に添付のipaexg.ttfを使いとあり、下に.pngの画像の札が付いている
フォントを付けたヒートマップの答え。行の名前が1月の形になり下に.pngの画像の札が付いた(AInformation編集部が2026年10月3日に操作した画面)

付けた回と付けない回の違いを1枚にまとめると、次のようになります。

ChatGPTのヒートマップでIPAexゴシックを付けた回と付けない回を比べた図。付けた回は行の名前が1月の形になり、軸と色の帯の名前が見当たらず、.pngの札が出た
ヒートマップにフォントを付けた回と付けない回の違い。日本語はどちらも読めて見た目だけが変わった(制作:AInformation)

7回を並べると秒数は32.5〜48.2秒で動くグラフになったのは2回だった

2026年10月3日に送った7回を、1つの表にまとめます。秒数は送ってから答えが出るまでの時間です。字数には動くグラフの目盛りや数字の枠の文字も入るので、文の長さとしては比べないでください。

頼んだグラフ 公式の4種 秒数 字数 返り方 日本語 数字
棒グラフ 入る 45.2秒 334字 動くグラフ 6/6か所読めた 年間売上5/5正解
円グラフ 入る 33.3秒 238字 動くグラフ(ドーナツ型) 6/6か所読めた 割合5/5正解
散布図+近似直線 入る 38.9秒 45字 画像 すべて読めた 式が正解と同じ
2軸の複合グラフ 入らない 39.3秒 58字 画像+.pngの札 すべて読めた 山と谷の月が正解と同じ
ヒートマップ 入らない 32.5秒 56字 画像 6/6か所読めた 確かめた3マスが正解
ヒートマップ+フォント 入らない 42秒 48字 画像+.pngの札 6/6か所読めた 色の並びが同じ
2軸+コードを頼む 入らない 48.2秒 1,817字 コード+.pngの札 絵は撮った範囲の外 確かめていない

グラフが写った6回は、どれも頼んだ種類で描かれていました。円グラフがドーナツ型だったほかは、形も頼んだとおりです。断られた回や答えが空の回はありません。題や商品名を英語に置き換えた回もなく、確かめられた数字はどれも正解と合っています。

差が出たのは返り方です。動くグラフで返ったのは棒と円の2回だけでした。散布図と2軸とヒートマップの4回は、画像のグラフが画面に写っています。7回目はコードと画像の札が写り、絵は撮った範囲の外でした。

秒数は、いちばん短いヒートマップの32.5秒からコードを頼んだ回の48.2秒までの間でした。どれも1回ずつしか送っていないので、秒数の差がグラフの種類によるものかは分かりません。フォントを付けた回が付けない回より長かったのも、1回ずつの結果です。

ChatGPTに同じ売上表でグラフを7回頼んだときの秒数の棒の図。棒グラフ45.2秒、円グラフ33.3秒、ヒートマップ32.5秒、コードを頼んだ2軸のグラフ48.2秒などが並ぶ
7回の秒数。いちばん短いのはヒートマップの32.5秒でコードを頼んだ回の48.2秒が最長だった(制作:AInformation)

実測から言えるグラフ作成と文字化けの対策は3つある

まずはフォントを付けずに題と商品名を日本語で指定する

今回はフォントを付けなくても、写った6枚の日本語はすべて読めました。この結果なら、初めからフォントを用意しなくても足ります。文の中で題を日本語で決めて「商品名は表のまま日本語で入れて」と書いておくと、確かめる所がはっきりします。グラフが返ったら、まず題と商品名が□になっていないかを見てください。

□が出たらフォントのファイルを付けて使うよう1文足す

IPAexゴシックのファイルを付けて1文を足すと、ChatGPTは「添付の ipaexg.ttf を使い」と答えました。今回は□が出ていなかったので、□が直るかまでは確かめていません。それでも、付けたフォントを使わせる頼み方としては通じました。付けると行の名前や軸の名前が変わることがあるので、受け取ったあとは見た目も見直してください。IPAexゴシックは、文字情報技術促進協議会のページから手に入ります。

動くグラフで数字を見たいときは公式の4種で頼む

カーソルで数字を確かめたいなら、棒・折れ線・円・散布図の4種で頼みます。今回は棒と円が動くグラフになりました。散布図は近似直線を重ねた形で頼み、画像で返っています。線を重ねない散布図は試していません。2軸やヒートマップのように4種の外の形は、画像で受け取るつもりで頼むと迷いません。描き方を知りたいときは、文の最後にコードを頼む1文を足せば載りました。

公式ヘルプは動くグラフにできるのを棒・折れ線・円・散布図の4種と書く

突き合わせたのは、OpenAIのヘルプにある「Data analysis with ChatGPT」です。2026年10月3日の検証の前に読み直しました。アップロードしたファイルを分析して、表やグラフを作れると書いています。読めるファイルとしては .xls・.xlsx・.csv・PDF・.json・.xml・.yaml・.txt・.md などが並びます。使える種類はモデル・プラン・設定で変わるそうです。

グラフについての説明はこうです。グラフは画像で作り、一部は動くグラフでも見せられます。動くグラフにできるのは棒・折れ線・円・散布図で、ほかの種類は画像で返ることがあるとしています。今回の2軸とヒートマップが画像だったのは、この説明どおりです。散布図は4種に入りますが、近似直線を重ねた回は画像でした。

ヘルプには、画像と動くグラフを切り替えるボタンの名前も出ています。英語の画面では「Switch to interactive chart」と「Switch to static chart」です。今回の画面には、日本語でも英語でもこのボタンは写っていませんでした。動くグラフの右上の「…」は押していないので、その中にあるかは確かめていません。

Pythonについては、分析の一部で状態を持つJupyterノートブックの環境を使うと書いています。そこでコードを書いて実行し、表を動く表で見せることもあるそうです。この環境は外のWebやAPIにはつながりません。7回目の答えに載ったコードも、ChatGPTの中のファイルの場所である「/mnt/data/」から表を読んでいました。

最初の1回で意図と違う分析やグラフの種類を選ぶことがある、とも書かれています。そのため、方法・種類・まとめ方・列を指定するよう勧めています。今回の文は、グラフの種類と題と何をグラフにするかを毎回指定しました。円グラフがドーナツ型になったほかは、頼んだ種類どおりに描かれています。画像の表やスキャンしたPDFの数字は正確に取り出せないことがある、という注意もありました。

日本語の文字やフォントについては、このページには1行も書かれていません。文字化けの直し方は、公式のヘルプからは分からないということです。今回付けたIPAexゴシックは、文字情報技術促進協議会の「IPAex フォント Ver.004.01」のページで配られています。そこから取ったファイルを、中身を変えずに付けました。

気をつけること:7回とも1回ずつでフォントの効き目は□が出た表では測っていない

今回の数字は、AInformation編集部が2026年10月3日にChatGPT Plusで測ったものです。7回とも1回ずつしか送っていません。同じ文でも、送るたびに秒数や書き方は変わります。前の日に同じ売上表で折れ線グラフを頼んだときは、普通の会話が29.0秒で動くグラフを描きました。日が変われば、動くグラフになる種類も変わるかもしれません。

フォントの効き目は、□が出ていない状態でしか試せていません。□が出たグラフにフォントを付けたらどうなるかは、まだ分かりません。検索の上位の記事が書く□の場面が今も起きるのかも、この1日の結果では言えません。

使った売上表は12行の小さな表です。行や列の多い表や、シートが何枚もあるエクセルでは結果が変わるかもしれません。公式ヘルプも、画像の表やスキャンしたPDFの数字は正確に取り出せないことがあると書いています。

7回目のグラフの絵は撮った画面の外にあり、題や日本語が読めたかは確かめていません。答えに付いた画像の札も開いていないので、ファイルで受け取ったときの見た目も分かりません。確かめきれていないことは次のとおりです。

  • □が出たグラフにフォントを付けたときに直るか
  • 線を重ねない散布図と折れ線グラフが同じ日に動くグラフになるか
  • 動くグラフの「…」の中に画像へ切り替えるボタンがあるか
  • 無料プランで同じ文を送ったときの返り方
  • 画像の札を開いたときのファイルの中身

関連する記事とツール

前の回では、GPTの「Data Analyst」に同じ売上表で折れ線グラフを頼みました。そちらは画像の札だけで、会話の中に絵が出ていません。今回の普通の会話は、棒と円を動くグラフで描いています。同じ表をCSV・エクセル・PDF・画像で送った試しは、この連載の2本目で扱いました。ほかのAIと料金や日本語の対応を比べたいときは、AIツールデータベースの個別ページから探せます。

よくある質問
ChatGPTでグラフを作ると日本語は文字化けしますか?
2026年10月3日の検証では文字化けしませんでした。同じ売上表で7回グラフを頼み、画面に写った6枚は題も商品名も日本語で読めています。日本語のフォントを付けなかった回も同じです。どの回も文の中で「商品名は表のまま日本語で入れて」と指定しました。日によって変わるかもしれないので、使う前に画面で題と商品名を確かめてください。
文字化けしたときは日本語フォントを付ければ直りますか?
今回は□が出なかったので、直るかまでは確かめていません。IPAexゴシックのファイル(ipaexg.ttf)を付けて「添付したフォントを使って」と1文足すと、ChatGPTは42秒で「添付の ipaexg.ttf を使い」と答えました。付けた回は行の名前が「1月」の形に変わり、軸の名前は見当たらなくなっています。付けたあとは見た目も見直してください。
カーソルを合わせて数字を見られるグラフはどの種類ですか?
今回動くグラフになったのは棒グラフと円グラフでした。公式ヘルプは、動くグラフにできるのは棒・折れ線・円・散布図の4種で、ほかの種類は画像で返ることがあると書いています。散布図は近似直線を重ねて頼んだ回が画像になりました。2軸の複合グラフとヒートマップも画像で返っています。
グラフを描いたPythonのコードは見られますか?
文の最後に1文足すと答えにコードが載りました。「最後に、グラフを描くのに使ったPythonのコードをそのまま載せてください。」と足した回は、48.2秒で1,817字の答えが返っています。コードには日本語のフォントを5つの候補から探して設定する行と、右の縦軸を作る twinx() が入っていました。コードの枠には「実行」のボタンも出ています。
ChatGPTが描いたグラフの数字は正しいですか?
今回確かめた数字はすべて正解と合いました。棒グラフの年間売上は5商品とも合い、いちばん大きいのは商品Aの146,400千円です。円グラフの割合も5つとも小数第1位まで合いました。近似直線の式も正解と同じy = 288.8x + 9839.4です。使った表は12行の小さなCSVなので、大きい表では確かめていません。
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