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ComfyUIの使い方は?初心者の始め方と無料の範囲を紹介!AIに日本語で4本頼んだ

読了 約24分
AInformationのアイキャッチ。ComfyUIで作った灯台の絵とComfyUIのアイコンに、日本語で4本頼み狙いどおりは2本、ComfyUIの使い方と無料の範囲の文字
この記事の要点

ComfyUIは、部品をつないで画像や動画を作る無料のAIの道具です。AInformation編集部は2026年10月20日にComfy Cloudの無料アカウントを作りました。AIのComfy Agentに日本語で4本頼み、無料の範囲でどこまで作れるかを数えています。

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AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AInformationは、AIツールの料金や求人、資格を自分で調べて数えているAIのデータメディアです。個人のAI選びにも、企業のAI導入にも使える数字を出しています。運営と記事の確認は藤井俊太が1人で行っています。藤井俊太のプロフィール

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ComfyUIは、部品をつないで画像や動画を作る無料のAIの道具です。AInformation編集部は2026年10月20日にComfy Cloudの無料アカウントを作りました。AIのComfy Agentに日本語で4本頼み、無料の範囲でどこまで作れるかを数えています。

この記事で分かること
  • ComfyUIの始め方は4通り(Comfy Cloud・Comfy Desktop・Portable・手動)で、パソコンが無くてもブラウザのComfy Cloudで試せる
  • Comfy Cloudの無料アカウントは実行5回まで。有料はStandardの月20ドル(約3,169円)から
  • 新しい無料アカウントでComfy Agentに日本語で頼めたのは4本で、5本目の前に無料の分が尽きた
  • 4本とも検証は通って画像まで出たが、頼んだとおりの絵になったのは2本だった
  • そのまま貼れる依頼文4本と、止まったときの画面の文と直し方をまとめた

AInformation編集部が2026年10月20日にComfy Cloudの新しい無料アカウントでComfy Agent(10月1日に公開されたベータ)に日本語で頼むと、無料の分で頼めたのは4本でした。4本とも実行前の検証を通りました。無料の実行5回のうち4回で、ノードを手で直さずに画像まで出ています。

ただし、頼んだとおりの絵になったのは4本中2本です。灯台だけを残して背景を白くする依頼は、白くなったのが灯台のほうでした。4枚作る依頼は1枚しか出ていません。5本目は「クレジット不足」の表示で頼めませんでした。

ComfyUIの始め方4通り(2026年10月20日に公式の文書で確認)

始め方 動く環境 費用 Comfy Agent AInformation編集部
Comfy Cloud ブラウザだけ 5回まで無料 使える(ベータ) 試した
Comfy Desktop Windows 10以降・macOS 13以降(M1以降) 無料 近日公開と案内 試していない
ComfyUI Portable Windowsだけ 無料 なし 試していない
手動インストール Windows・Mac・Linux 無料 なし 試していない
データ:ComfyUIの公式の文書(docs.comfy.org・2026年10月20日に確認)とcomfy.orgの料金ページ。Comfy Cloud以外はAInformation編集部では試していない / 制作:AInformation

この記事では、ComfyUIが何をする道具かと始め方の選び方を先にまとめます。そのあとComfy Cloudで最初の1枚を出す手順と、Agentに頼んだ4本の結果を出します。試したのはブラウザで使うComfy Cloudだけです。パソコンに入れる3通りは、公式の手順と要件を確認した日つきで載せました。

ComfyUIとは?何がすごいのかをノードの図1枚で

ComfyUIは画像を作る手順を「ノード」という箱に分けて線でつなぎ、順に動かす道具です。本体は無料で、GitHubで公開されています(GPL-3.0)。画像だけでなく動画や音声も作れます。

ノードには1つずつ役目があります。たとえば絵の元になるAIのモデルを読む箱があり、言葉(プロンプト)を入れる箱があります。ほかに画像の大きさを決める箱と絵を描く箱(Kサンプラー)、画像にして保存する箱が並びます。左から右へ線でつなぐと、その順に動いて画像が出ます。

ComfyUIはノードをつないで画像を作る。モデルを読む。絵を描くAIを選んで読み込む。言葉と大きさ。作りたい絵の説明と縦横を決める。描いて保存。Kサンプラーが描いて画像を出す。箱を線でつなぐと左から順に動く。AInformation編集部が作ったイラスト図解(仕組みの矢印図(入口→仕組み→結果))
ComfyUIはノードをつないで画像を作る

何がすごいかは3つあります。1つ目は、公開されている画像のAIを自分で選んで組み合わせられることです。Comfy Cloudのテンプレートは679件あり、写真風・イラスト・画像の編集・動画まで並んでいます。2つ目は、同じつなぎ方を保存すれば同じ絵を何度でも作り直せることです。3つ目は、自分のパソコンで動かせば料金がかからないことです。

Stable Diffusion Web UIのように入力欄が並ぶ道具と比べると、最初の画面は難しく見えます。いちばんの壁はノードのつなぎ方です。そこで10月1日から、日本語で頼むとノードを組んでくれるComfy Agentが使えるようになりました。Web UIの使い方はStable Diffusion Web UIの使い方の記事にまとめています。

ComfyUIは無料で使える?始め方4通りと料金の早見表

パソコンに入れて使うComfyUIは無料です。Comfy Desktop・Portable・手動インストールの3通りは、どれもお金がかかりません。ただし絵を描くのは自分のパソコンのGPUなので、性能が足りないと遅いか動きません。

ブラウザで使うComfy Cloudは、無料のアカウントで実行が5回できます。料金ページには「5 free runs on real GPUs and free Comfy Agent credits for new users」と書かれていて、新しく作ったアカウントには5回の実行とAgentの無料の分が付きます。AInformation編集部のアカウントでも右上に「残り 5 / 5 回」と出ました。

パソコンに入れるときの公式の要件(2026年10月20日)

始め方 GPU メモリ 空き容量
Comfy Desktop NVIDIAかAMDを推奨(無くても動く)・MacはM1以降 8GB以上(16GBを推奨) 4.85GB以上(モデルは別)
ComfyUI Portable NVIDIA用・AMD用・Intel用を配布 記載なし 約1.9GB(NVIDIA用の圧縮ファイル)
手動インストール NVIDIA・AMD・Intel・Apple・CPUだけも可 記載なし 記載なし
Comfy Cloud 要らない 要らない 要らない
データ:ComfyUIの公式の文書(docs.comfy.org・2026年10月20日に確認)。Portableの容量はGitHubの最新版(v0.42.1)のNVIDIA用の圧縮ファイル / 制作:AInformation

有料のプランは、1人で使うStandard・Creator・Proの3つと、チームで使うTeamがあります。いちばん安いStandardは月20ドルで、10月20日の1ドル158.44円で計算すると約3,169円です。年払いにすると1か月あたり16ドルになります。プランごとに毎月のクレジットが付き、GPUが動いていた時間とパートナーノード(外部のAIを呼ぶノード)の分がそこから減ります。Comfy Agentを同時に動かせる数は、無料が1人2件、StandardからProはワークスペース全体で4件・6件・8件です。

Comfy Cloudの1人で使う有料のプラン(2026年10月20日の公式の料金ページ)

有料のプラン Standard Creator Pro
月払い 20ドル 35ドル 100ドル
年払い(月あたり) 16ドル 28ドル 80ドル
毎月のクレジット 4,200 7,400 21,100
1回の実行の上限 30分 30分 1時間
データ:comfy.orgの料金ページ(2026年10月20日・月払いと年払いの表示)。Teamは載せていない / 制作:AInformation
comfy.orgの料金ページ。上に5 free runs on real GPUs and free Comfy Agent credits for new usersの帯、下にSTANDARDは月20ドル、CREATORは月35ドル
Comfy Cloudの料金ページ(2026年10月20日・月払いの表示)

無料プランで気をつけるのはパートナーノードです。公式のFAQは「パートナーノードは、クローズドソースモデルへのAPI呼び出しにクレジットを必要とするため、無料での使用はサポートされていません」と書いています。テンプレートの一覧では「パートナーAPI」の札が付いているものがそれにあたります。無料の5回で試すなら、札の無いテンプレートを選んでください。

無料プランのページには、もう1つ食い違いがあります。料金ページは無料の5回を案内していますが、購読の手順のページには「ワークフローを実行するには有料プランが必要です」と残っています。AInformation編集部の新しいアカウントでは、10月20日に5回とも実行できました。ほかのAIの円の料金はAIの料金の円の早見表、無料で使えるAIは無料で使えるAIの一覧で比べられます。

円で払うといくらか(公式のWebとApp Store)

Comfy Cloud Standard(月払い)は、10月26日の確認で公式のWebが20ドル(1ドル156.8円で約3,136円)でした。ChatGPT・Gemini・Copilotなど10のAIの33プランを同じ形で並べています。

AIの料金の日本円早見表を見る

初心者はどれで始める?PCとOSで選ぶ流れ

まず試すならComfy Cloud、毎日使うならパソコンに入れるのが目安です。Comfy Cloudはブラウザだけで動くので、GPUが無いパソコンやMacの古い機種でも試せます。無料の5回で手ざわりを見て、続けるかを決められます。

ComfyUIはどれで始める?。あなたのパソコン。始め方。まず無料で試したい。Comfy Cloud。ブラウザだけで実行5回。WindowsとNVIDIAのGPU。Desktop。無料・Managerも入る。M1以降のMac。Desktop。macOS 13以降。自分で細かく入れたい。手動インストール。Python 3.13を推奨。GPUが無いならComfy Cloudから。AInformation編集部が作ったイラスト図解(状況→目安の早見表)
ComfyUIはどれで始める?

パソコンに入れるなら、WindowsとMac(M1以降)の両方で使えるのはComfy Desktopです。あとで出てくるComfyUI Managerも最初から入っています。Portableは解凍するだけで動くWindows用の版で、手動インストールは自分でPythonを用意する人向けです。

始め方を決める前に、次の5つを確かめておくと迷いません。

  • OS:Windows 10以降か、macOS 13以降か(MacはM1以降のチップか)
  • GPU:WindowsならNVIDIAかAMDのグラフィックボードがあるか
  • メモリ:8GB以上あるか(公式は16GBを推奨)
  • 空き容量:本体の4.85GBに加えて、モデルの分があるか(Z-Image-Turboのテンプレートは案内のモデル3つで約19.3GB)
  • 予算:無料の5回で足りるか、月20ドルのStandardを払えるか

Stable Diffusionを手元で動かしたことがある人は、入れ方の流れが近いStable Diffusionをローカルに入れる記事も参考になります。モデルのファイルを決まったフォルダに置く考え方は同じです。

Comfy Cloudで最初の1枚を出す手順

ログインしてから最初の1枚までは、押してから8.2秒で画像が出ました。AInformation編集部は2026年10月20日の朝に、Comfy Cloudの新しい無料アカウントで次の順に進めています。

  1. cloud.comfy.orgを開き、「LOG IN WITH GOOGLE」でログインする(GitHubとメールでも作れる)
  2. 「ComfyUI をどのように使う予定ですか?」など4つの質問に答える(6回押した)
  3. 左の帯の「テンプレート」を押し、「Z-Image-Turbo: テキストから画像へ」を選ぶ
  4. 言葉の欄の英文を、作りたい絵の説明に書き換える(もとの例は人物だったので灯台に替えた)
  5. 上の「実行する」を押す

画面は最初から日本語でした。押したのは質問の6回とテンプレートを開く2回と「実行する」の1回で、言葉の書き換えが1回です。「実行する」を押すと、1秒ほどで右上の表示が「残り 4 / 5 回」に減りました。8.2秒後に1024×1024の灯台の写真風の画像が出て、「ジョブが完了しました」と表示されています。ジョブキューに出た実行の時間は2.84秒でした。

Comfy Cloudの画面。上に実行するのボタンと残り 4 / 5 回の表示、右上にジョブが完了しましたの知らせ、キャンバスには言葉の欄と1024×1024の青空の下の白い灯台の写真風の画像が出ている
Comfy Cloudで最初の1枚を出した画面(2026年10月20日)

A photorealistic white lighthouse on a rocky coast under a clear blue sky, calm sea, daytime, no people.

テンプレートの言葉の欄をこの文に替えて「実行する」を押すと、8.2秒で1024×1024の灯台の写真風の1枚が出た

テンプレートの言葉の欄は英語の例が入っています。日本語で書いても動くかはモデルによるので、最初は英語の短い文が無難です。思いどおりにならないときは、言葉を少しずつ変えて2回目を試すのが近道です。ネガティブプロンプトやseed値の考え方は、Stable Diffusionのネガティブプロンプトの記事とseed値の記事がそのまま役に立ちます。

Comfy Agentに日本語で頼むとワークフローは組める?頼んだ4本の結果

組むところまでは4本とも日本語で通りました。頼んだとおりの絵になったのは4本中2本です。Comfy Agentは画面の右にあるチャットの欄です。作りたいものを書くとノードを置いて線をつなぎ、実行前の検証までしてくれます。

こんな検証をしました。Comfy Agentに日本語で4本頼んだ。対象。Comfy Cloudの新しい無料アカウント。方法。検証まで頼み、実行は1回ずつ承認。時点。2026年10月20日の朝。頼んだとおりの絵は4本中2本。5本目の前に無料の分が尽きた。AInformation編集部が作ったイラスト図解(「こんな検証をしました」の場面)
Comfy Agentに日本語で4本頼んだ

頼み方は公式の始め方の文書と同じ順にしました。依頼ごとにタブの「+」で空のワークフローを開き、Agentの「新しいチャット」を押してから送ります。最初の文では「まだ実行しないで、組んだら検証まで」と頼み、検証の結果を読んでから「1回だけ実行して」と頼みました。外部のAIを呼ぶパートナーノードは無料では動かないので、どの依頼にも「使わないで」と書いています。

実行の許可は最初から「ワークフローの実行前に確認」が選ばれていました。選べるのはこれと「承認なしで自動実行」の2つです。確認のままにしておくと、Agentが実行しようとするたびに「このツールはこのワークフローを実行しようとしています。承認しますか?」と出て、「キャンセル」か「実行」を選べます。無料の5回を守るなら、確認のままにしておくのが安全です。

Comfy Agentの入力欄の確認のボタンから開いた実行権限の窓。ワークフローの実行前に確認にチェックが付いていて、その下に承認なしで自動実行の選択肢がある
Comfy Agentの実行権限の選び方(2026年10月20日)
Comfy Agentのチャットの欄。上に写真のようにリアルな青空の下に立つ白い灯台の画像の依頼、中ほどにこのツールはこのワークフローを実行しようとしています。承認しますか?の窓があり、キャンセルと実行のボタンが並んでいる
Agentが実行する前に出た承認の窓(2026年10月20日)

Comfy Agentに日本語で頼んだ結果(2026年10月20日・無料アカウント)

依頼 Agentが選んだモデル 実行前の検証 出た画像 頼んだとおりか
① 写真風の灯台 Krea-2 Turbo エラー0 1枚 ○
② ①の絵を水彩風に Qwen-Image-Edit エラー0 1枚 ○
③ 灯台だけ残し背景を白に BiRefNet(背景を外す) エラー0 1枚 ×(灯台が白くなった)
④ 4枚作って2倍に拡大 Z-Image-Turbo+拡大 エラー0 1枚 ×(4枚のはずが1枚)
⑤ 文字入りのポスター - - - 無料の分が尽きて頼めず
データ:AInformation編集部調べ(2026年10月20日にComfy Cloudの新しい無料アカウントで実測)。実行の許可は「ワークフローの実行前に確認」。依頼ごとに新しいタブと新しいチャットで送った / 制作:AInformation

①の写真風の灯台では、Agentがオープンソースのモデル「Krea-2 Turbo」を選びました。置いたノードは6個(うち説明のメモが3個)です。検証はエラー0・警告0です。②の水彩風では、アセットにある①の画像をAgentが自分で探して読み込みました。画像を編集するモデルで水彩画の風合いに変えています。どちらも頼んだとおりの絵でした。

AInformation編集部がComfy Agentに頼んで出た画像を4枚並べたもの。左から写真風の白い灯台、それを水彩画風にした絵、灯台のほうが真っ白に塗られて空と海が残った絵、2倍に拡大した灯台の写真風の1枚
Agentに頼んだ4本で出た画像(左から①②③④・2026年10月20日)

③は背景を外すモデル(BiRefNet)で灯台の形を切り抜き、白い下地と重ねる組み方でした。検証はエラーなしで通っています。ところが出てきた絵は灯台のほうが真っ白に塗られ、空と海が残っていました。切り抜いた形の内と外が逆に使われていたためです。Agentは出来上がりを見て「結果が意図と逆になっています」と自分で書き、指示どおり1回で止まりました。

直すよう頼むと、Agentは形の内と外を入れ替えるノード(Invert Mask)を1個足して検証まで通しました。無料の実行が残り1回だったので、直した版は実行していません。下の画面は、Agentが組んで直したあとの③のキャンバスです。

Comfy Cloudのキャンバス。画像を読み込む、背景除去モデルの読み込み、背景を除去、White Background、Composite Lighthouse on White、Invert Mask、画像を保存(詳細)のノードが
Agentが組んで直した③のキャンバス(2026年10月20日)

④は「1回の実行で4枚作り、4枚とも2倍に拡大する」依頼です。Agentは「4枚まとめて生成(バッチ4枚)」と答え、検証もエラー0・警告0でした。中を開くと、画像の枚数を決めるノードの「バッチサイズ」は1のままです。Agentの分がここで尽きたので、AInformation編集部が「実行する」を自分で押しました。出た画像は1枚でした。2倍の拡大は効いていて、2048×2048です。

⑤の日本語の「新発売」の文字が入ったポスターは、頼む前にAgentの分が尽きました。言葉(プロンプト)を使う①②④では、Agentがモデルへ渡した言葉は英語に直されていました。こちらが日本語で頼めば、Agentが英語のプロンプトにして入れてくれます。

無料のComfy Agentでできたこと。Comfy Agent。無料アカウント。できた。写真風の灯台を1枚作る。アセットの絵を水彩風にする。失敗に自分で気づく。直して検証まで通す。できなかった。背景だけを白くする。1回で4枚まとめて作る。5本目を頼む。AInformation編集部が作ったイラスト図解(1本のできる/できない)
無料のComfy Agentでできたこと

そのまま貼れる依頼文4本

AInformation編集部が実際に送った文です。どれも新しいタブと新しいチャットで送りました。③と④は検証が通っても頼んだとおりにならなかったので、実行の前にノードの中身(③は切り抜きの向き、④はバッチサイズ)を確かめてください。

写真のようにリアルな、青空の下に立つ白い灯台の画像を1枚作るワークフローを組んでください。人物は入れないでください。パートナーノード(外部APIのノード)は使わないでください。まだ実行しないで、組んだら検証まで行い、結果を教えてください。

送って約1分で検証まで済み、実行すると10.84秒で1024×1024の写真風の灯台が出た

アセットにある白い灯台の画像(さっきKrea2_turboで作った1枚)を読み込んで、水彩画風の絵に変えるワークフローを組んでください。人物は入れないでください。パートナーノード(外部APIのノード)は使わないでください。まだ実行しないで、組んだら検証まで行い、結果を教えてください。

①の画像を自分で探して読み込んだ。実行すると50.64秒で水彩画風の1枚が出た

アセットにある白い灯台の画像(Krea2_turboで作った1枚)を読み込んで、灯台だけを残し、背景を真っ白にするワークフローを組んでください。人物は入れないでください。パートナーノード(外部APIのノード)は使わないでください。まだ実行しないで、組んだら検証まで行い、結果を教えてください。

検証は通ったが、白くなったのは灯台のほうだった。直しを頼むとInvert Maskを足して検証まで通した(直した版は実行していない)

青空の下に立つ白い灯台の画像を4枚作り、4枚とも2倍の大きさに拡大して保存するワークフローを組んでください。1回の実行で、4枚の作成から拡大まで全部済むようにしてください。人物は入れないでください。パートナーノード(外部APIのノード)は使わないでください。まだ実行しないで、組んだら検証まで行い、結果を教えてください。

「バッチ4枚」と答えたが、ノードのバッチサイズは1のままだった。出たのは2048×2048の1枚

検証の結果を確認しました。このワークフローを1回だけ実行して、画像を1枚作ってください。

これを送ると承認の窓が出る。「実行」を1回押すと1回だけ動いた

直してください。ただし実行はしないで、直したら検証まで行い、結果を教えてください。

③で使った文。実行の回数を減らさずに直してもらえる

無料の5回の実行はどう減ったか

無料の実行は5回とも画像が出るまで使え、Agentの分は4本目を組んだところで尽きました。使った順に、承認した実行・Agentの分・実行の時間・残りの回数を並べます。

無料の実行5回とAgentの分の減り方(2026年10月20日)

使った順 承認した実行 Agentの分 実行の時間 残りの実行
既定の1枚 なし(自分で実行) 0行 2.84秒 4回
① 写真風の灯台 1回 19行 10.84秒 3回
② 水彩風 1回 12行 50.64秒 2回
③ 背景を白 1回 17行(直し含む) 1.75秒 1回
④ 4枚と2倍 なし(自分で実行) 10行 8.15秒 0回
データ:AInformation編集部調べ(2026年10月20日にComfy Cloudの新しい無料アカウントで実測)。Agentの分は設定の「プランとクレジット」のアクティビティのagent_usageの行(時刻は分まで)。実行の時間はジョブキューの表示 / 制作:AInformation

Agentが動かした実行も、無料の5回から1回ずつ引かれます。気をつけたいのは右上の表示です。Agentが実行した直後は「残り 4 / 5 回」のまま変わらず、ページを読み込み直すと「残り 3 / 5 回」になりました。表示だけを見て「まだ回数がある」と思わないようにしてください。今回はエラーで止まった実行が出なかったので、失敗した実行が5回に数えられるかは確かめられていません。

Agentの分は、設定の「プランとクレジット」の「アクティビティ」に「agent_usage」という行で出ます。1行はAgentが裏でAIに問い合わせた1回分で、行の「追加情報」にはトークンの数が書かれています。4本で58行、AIが書いた量(出力のトークン)は合わせて26,443でした。一方で同じ画面の「総クレジット」は最初から0のままです。Agentの無料の分があとどれだけ残っているかは、どこにも出ません。

Agentの分は依頼ごとに何行減ったか(プランとクレジットの画面のagent_usageの行)

① 写真風の灯台 19
② 水彩風 12
③ 背景を白(直しを含む) 17
④ 4枚と2倍(組むまで) 10
データ:AInformation編集部調べ(2026年10月20日にComfy Cloudの新しい無料アカウントで実測)。1行はAgentがAIに問い合わせた1回分 / 制作:AInformation

いちばん多く減ったのは①の19行です。内訳は組むまでの14行と、実行のやり取りの5行でした。③は直しのやり取りの5行を含めて17行です。④は組んで検証の答えを書いた直後に「クレジット不足」が出て、続けて送った実行の依頼は動きませんでした。料金ページには「When your credits run out, the agent pauses」とあり、そのとおりの止まり方です。

Comfy Cloudの画面の右上。実行を購読のボタンと残り 0 / 5 回の表示、ジョブキューに5回の実行が8.15秒・1.75秒・50.64秒・10.84秒・2.84秒で並び、右のAgentの欄にクレジット不足の表示が出ている
無料の分を使い切ったあとの画面(2026年10月20日)

実行の時間は画像を編集する②が50.64秒でいちばん長く、背景を外す③は1.75秒でした。無料の5回を使い切ると、「実行する」のボタンは「実行を購読」に変わります。ワークフローを作ったり直したりするのは、5回を使い切ったあとも無料で続けられます。

画面を日本語にする方法と5つのノードの見方

ComfyUIの画面は、設定の「Comfy」→「ロケール」→「言語」で日本語にできます。初めはブラウザの言語に合わせて決まるので、日本語のブラウザなら最初から日本語です。設定は左下の歯車か「Ctrl+,」で開けます。Comfy Desktopの起動画面だけは英語と中文しか選べないので、そこは英語のまま進めてください。

画像を作るワークフローの中身は、多くが同じ5つのノードでできています。下の画面は④でAgentが使ったZ-Image-Turboのテンプレートの中を開いたところです。

  1. モデルを読む:「拡散モデルを読み込む」「CLIPを読み込む」「VAEを読み込む」で、絵を描くAIと言葉を読むAIを用意する
  2. 言葉を入れる:「CLIPテキストエンコード(プロンプト)」に、作りたい絵の説明を書く
  3. 大きさを決める:「空のSD3潜在画像」で幅・高さ・バッチサイズ(1回で作る枚数)を決める
  4. 描く:「Kサンプラー」が、シードやステップ数に従って絵を描く
  5. 画像にして保存する:「VAEデコード」で画像に戻し、「画像を保存」で出す
テンプレートのサブグラフの中を開いた画面。Step1 Load modelsに拡散モデルを読み込む・CLIPを読み込む・VAEを読み込む、Step2 Image sizeに空のSD3潜在画像(バッチサイズ1)、Step3 Promptに
Z-Image-Turboのテンプレートの中のノード(2026年10月20日)

④で4枚にならなかったのは、3つ目の「空のSD3潜在画像」のバッチサイズが1だったからです。Agentに頼んだあとでも、この5つを順に見れば何がおかしいかの見当がつきます。拡張でできることを増やす考え方はStable Diffusionの拡張機能の記事、絵柄を足すLoRAはLoRAの記事が参考になります。

インストールとComfyUI Manager(公式の手順と要件)

AInformation編集部は、パソコンに入れる3通りを試していません。WindowsのパソコンとNVIDIAのGPUが無く、Macにも試せる空きが無いためです。ここでは2026年10月20日に公式の文書で確かめた手順と要件だけを書きます。

Comfy Desktopは公式サイトから、Windowsなら「.exe」をMacなら「.dmg」を落として入れます。OSの要件はWindows 10以降かmacOS 13 Ventura以降です。メモリは8GB以上(16GBを推奨)で、空き容量は1回の導入につき4.85GB以上が要ります。初めて開くと「How do you want to run Comfy?」と聞かれ、手元で動かすかを選ぶ流れです。

ComfyUI PortableはWindows用で、解凍すれば動きます。GPUに合わせてNVIDIA用・AMD用・Intel用が分かれていて、NVIDIA用の圧縮ファイルは約1.9GBです。手動インストールでは、Pythonの環境を作ってGitHubから取り込みます。必要な部品を入れたら起動します。公式はPython 3.13を勧めています。

ComfyUI Managerは、追加のノード(カスタムノード)を探して入れる道具です。Comfy Desktopには最初から入っていて、何もしなくても使えます。PortableとComfyUIを手で入れた場合は、本体に入っているManagerを有効にします。起動のときに「–enable-manager」を付けます。ManagerのGitHubの説明書はcustom_nodesに取り込む古い入れ方を書いているので、公式の文書の手順に合わせてください。Comfy Cloudには、よく使われるカスタムノードが最初から入っています(公式の料金ページ)。

入れられないときに最初に見るのは、OSとGPUとメモリが上の要件に入っているかです。PortableのNVIDIA用は、ドライバが古いと起動しないと公式に書かれています。どうしても動かないときは、Comfy Cloudの無料の5回で先に試す手があります。

「クレジット不足」と出たときの直し方

今回いちばん戸惑ったのは、Agentに初めて送ったときの「クレジット不足」でした。新しい無料アカウントで、まだ1回もAgentを使っていないのに出ます。原因は、Agentを初めて使うときに出る「Comfy Agent のご紹介」の窓でまだ同意していなかったことでした。

窓には「[開始]をクリックすると、その使用に同意したことになります」とあり、ボタンは「今はスキップ」と「Comfy Agent を使い始める」です。「使い始める」を押して新しいチャットで送り直すと、Agentは動き始めました。同意の前に送った1通は、Agentの分(agent_usageの行)を1行も使っていません。

止まったときの画面の文と直し方(2026年10月20日のComfy Cloud)

画面の文 出たとき どうするか
クレジット不足(月間クレジットと追加クレジット残高を使い切りました) 初めてAgentに送ったとき。紹介の窓で同意する前だった 「Comfy Agent を使い始める」を押してから新しいチャットで送り直す
クレジット不足(You're out of credits. Add credits to keep running the agent.) 無料のAgentの分を使い切ったとき(今回は④を組んだ直後) クレジットを買うか有料プランにする。組めたワークフローは「実行する」を押せば動く
実行を購読 無料の実行5回を使い切ったとき 有料プランに入る。作るのと直すのは無料のまま続けられる
結果が意図と逆になっています(Agentの答え) ③で検証は通ったのに、白くなったのが灯台だった 「直して。実行はしないで検証まで」と頼み、残りの回数を見てから実行する
残り◯ / 5 回が減らない Agentに実行させた直後 ページを読み込み直すと正しい数になる
データ:AInformation編集部調べ(2026年10月20日にComfy Cloudの新しい無料アカウントで実測)。画面の文はそのまま写した / 制作:AInformation

2回目の「クレジット不足」は、本当に無料の分を使い切ったときです。表示は英語に変わり、「You’re out of credits. Add credits to keep running the agent.」と出ました。この先は、クレジットを買うか有料プランに入るまでAgentは動きません。それでもAgentが組んだワークフローは残っています。自分で「実行する」を押せば、残りの無料の回数で動かせます。

よくある質問

ComfyUIは無料で使えますか?
パソコンに入れて使うComfyUIは無料です。ブラウザで使うComfy Cloudは、新しい無料アカウントで実行が5回できます。有料のStandardは月20ドル(10月20日の為替で約3,169円)です。
初心者はどうやって始めればいいですか?
まずComfy Cloudの無料アカウントで、テンプレートから1枚出してみるのが早いです。AInformation編集部はログインしてから質問の6回を含めて9回押し、8.2秒で1枚目が出ました。続けるならComfy Desktopを入れます。
ComfyUIは何がすごいのですか?
公開されている画像のAIを自分で選んで組み合わせられることと、同じつなぎ方を保存すれば同じ絵を作り直せることです。Comfy Cloudのテンプレートは679件あり、画像の編集や動画も作れます。
料金はいくらですか?
Comfy Cloudの月払いはStandard 20ドル・Creator 35ドル・Pro 100ドルです(2026年10月20日の公式の料金ページ)。年払いにすると1か月あたり16ドル・28ドル・80ドルになります。
ComfyUIは日本語で使えますか?
使えます。設定の「Comfy」→「ロケール」→「言語」で日本語を選べます。日本語のブラウザなら最初から日本語です。Comfy Desktopの起動画面だけは英語と中文です。
Comfy Agentとは何ですか?無料で何本頼めますか?
Comfy Cloudの画面の右にあるAIで、日本語で頼むとノードを組んで実行前の検証までしてくれます。公式は無料で頼める本数を書いていません。AInformation編集部の新しい無料アカウントでは、4本目を組んだところで無料の分が尽きました。
Macでも使えますか?
Comfy DesktopはmacOS 13 Ventura以降のM1以降のMacに対応しています(公式の要件)。AInformation編集部はMacへの導入を試していません。Comfy Cloudならブラウザだけで使えます。
ポータブル版とデスクトップ版は何が違いますか?
ポータブル版はWindowsだけで、解凍すれば動く版です。デスクトップ版はWindowsとMacに対応し、ComfyUI Managerが最初から入っています。
インストールできないときはどうすればいいですか?
まずOS・GPU・メモリ(8GB以上)・空き容量(4.85GB以上)が公式の要件に入っているかを見ます。PortableのNVIDIA用はドライバが古いと起動しません。AInformation編集部は導入を試していないので、動かないときはComfy Cloudで先に試す手もあります。
ComfyUI Managerはどこにありますか?
Comfy Desktopには最初から入っています。PortableとComfyUIを手で入れた場合は、「–enable-manager」を付けて起動すると有効になります。
スマホで使えますか?
公式の始め方の4通りに、スマホ用のアプリはありません。Comfy Cloudはブラウザで開くサービスですが、AInformation編集部はパソコンのブラウザでしか試していません。

まとめ:まずComfy Cloudの無料5回で試し、Agentの答えはノードで確かめる

ComfyUIは、ノードをつないで画像を作る無料の道具です。パソコンに入れれば無料で使え、ブラウザのComfy Cloudなら無料のアカウントで実行が5回できます。有料はStandardの月20ドルからです。

Comfy Agentは、日本語の依頼から4本とも組んで検証まで通しました。頼んだとおりの絵になったのは2本で、検証のエラーが0でも中身が合っているとは限りません。無料の分は4本で尽きました。実行の許可は確認のままにして、1本ずつ結果を見ながら頼むのが向いています。画像のAIをほかと比べたいときは画像生成AIを3つ比べた記事、文字入りの画像ならChatGPTの画像生成の記事、写真の編集ならGeminiで画像を編集する記事も見てください。AInformation編集部は、Comfy Desktop版のAgentが出たら公式の記載をこの記事に足します。

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