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Geiger、AIエージェントを0.26秒で一覧 スキルは50本で切れる

読了 約5分
TechCrunchのロゴが並ぶ背景の前で白い椅子に座った男性2人が向き合って談笑しているステージ写真。Geiger、AIエージェントを0.26秒で一覧 スキルは50本で切れる
この記事の要点

PCに入っているAIエージェントやMCPサーバー、AI拡張機能を無料で洗い出すGeigerが公開された。編集部のMacで流すと0.26秒で65件が出た。ただしClaude Codeのスキルは225本中50本しか出ず、切れたという警告も無かった。

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社内PCのAI点検にGeigerを使いたいですか?

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18以上必要なNode.jsの版
6種類機能を示すラベル

Geigerはコマンド1行で一覧を出す ラベルは6種類だ

Geigerは、PCに入っているAIエージェントやMCPサーバー・プラグイン・AI拡張機能をまとめて洗い出す無料のツールだ。GIGAZINEが10月12日に紹介した。Node.js 18以上が入っていれば、本体を入れたりアカウントを作ったりせずに動く。

見つけるのはClaude CodeやCodexのようなAIエージェントだけではない。CursorやVS Codeに登録したMCPサーバー・Hooks・AI拡張機能まで同じ一覧に並ぶ。

各項目には、その項目に何ができるかを示すラベルが付く。ラベルは次の6種類だ。

ラベル 示していること
EXECUTES コードを実行できる
HOLDS-SECRETS 認証情報を持っている
BROAD-FILESYSTEM ファイルに広く触れる
BROAD-WEB ウェブに広く触れる
NETWORK 外と通信する
UNKNOWN-ORIGIN 出どころが分からない

設定ファイルにAPIキーらしい値があっても、キーそのものは表示しない。出すのはキーの名前と設定ファイルと認証情報の種類だけだ。–htmlを付けるとブラウザで読めるレポートができる。

Geigerが調べるClaude Codeの公式ページ
Geigerが調べるClaude Codeの公式ページ / 出典:anthropic.com / 制作:AInformation

編集部のMacで0.26秒 65件のうち12件がコード実行

AInformation編集部のMac 1台で10月12日に流すと、0.26秒で65件が出た。6つの分野にまたがり、コードを実行できる項目は12件だった。設定ファイルの中の認証情報は0件だ。

条件はGeiger 0.4.0とNode.js 25で、オプションなしの1回だけだ。外へ通信する処理が無いことは、流す前に配布物のコードを読んで確かめた。

65件のうち50件はClaude Codeのスキルだった。残りはCodex CLIやGemini CLIなどのエージェントが4件、Chromeの拡張が3件、VS Codeの拡張が2件などだ。出どころ不明のラベルが付いたMCPサーバーも1件あり、ふだん見ない設定がここで目に入った。

編集部のMac1台で付いたラベル

EXECUTES 12件
NETWORK 12件
BROAD-FILESYSTEM 8件
BROAD-WEB 2件
UNKNOWN-ORIGIN 1件
1つの項目に複数のラベルが付く。HOLDS-SECRETSは0件だった / データ:AInformation検証(2026年10月12日・Geiger 0.4.0・1回) / 制作:AInformation

スキル225本のうち表示は50本 警告は出なかった

Geigerはスキルを1つのフォルダにつき50本までしか数えない。編集部のMacにはClaude Codeのスキルが225本ある。一覧に出たのは50本だけで、残りの175本は名前も出てこなかった。

配布物のコードを読むと、スキルのフォルダを読む所で先頭の50件に切る作りになっている。切ったことを知らせる表示は無く、レポートの診断欄も空のままだった。

スキルはエージェントが中身の文章を読んで従うので、Geigerも中身まで読む作りになっている。実際に50本で止まった以上、51本目から先に変な指示が入っていても一覧では気づけない。スキルを多く入れている人ほど、出てきた件数だけで安心しないほうがよさそうだ。

GeigerのGitHub画面。Claude CodeやCursorのMCPサーバー、Codex CLIやGemini CLI、ブラウザのAI拡張機能など12の分野を調べると書かれた表
GeigerのGitHubに載っている検出対象の一覧 出典:github.com(2026年10月12日時点の画面)

社内PCは–jsonで控えを取る 差分で増えた物を見る

会社で使うなら、まず1台ずつ–jsonで今の状態を控えておくとよい。あとで–diffを流せば、控えと今との違いだけが出る。

Hacker Newsでは「組織内の隠れたAIを把握する企業用途にも使えそうだ」という声が出ている。一方で、こうした道具でエージェントの機能が数えられる環境はそもそも安全ではないという意見もある。そちらはバックアップやサンドボックスを先に用意すべきだと書いている。

Geigerは一覧を作る道具で、危ないかどうかまでは決めてくれない。UNKNOWN-ORIGINとEXECUTESが付いた項目から順に、自分で入れた覚えがあるかを1つずつ確かめるのが近道だ。

編集部のMacで流すと。Geigerで分かることと見落とすこと。何が入っているか分からない。一覧で分かる。入っているエージェント。MCPサーバーと拡張機能。鍵の場所と種類。一覧に出ない。51本目からのスキル。切れたという知らせ。スキル225本中175本が出なかった。AInformation編集部が作ったイラスト図解(人物の悩み+◎△の2枚カード)
Geigerで分かることと見落とすこと / 制作:AInformation
藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

AI導入の相談で増えているのが、社員が自分で入れたClaude CodeやCursorの拡張を誰も把握していない状態だ。Geigerなら0円でその一覧が取れるので、情報システム部門が最初の点検に使う値打ちはある。ただ編集部のMacではスキルが50本で切れても何も言われなかった。件数がちょうど50で止まっていたらフォルダを手で開く、という1行を社内の点検表に足しておきたい。手軽なぶん、結果を信じ切らない使い方が要る。

よくある質問
Geigerは無料で会社のPCにも使える?
Geigerは無料で使え、アカウントの作成も要らない。必要なのはNode.js 18以上だけで、本体をPCに入れずにコマンド1行で動く。AInformation編集部のMacでは0.26秒で終わった。Hacker Newsでも組織の中の隠れたAIを把握する用途に使えそうだという声が出ている。
GeigerはAPIキーの中身まで表示する?
APIキーの値そのものは表示しない。設定ファイルに認証情報らしい値が見つかったときは、キーの名前と設定ファイルの場所と認証情報の種類だけを出す。認証情報を持つ項目にはHOLDS-SECRETSのラベルが付くので、そこから設定ファイルを開いて確かめればよい。
Claude Codeのスキルが多いと全部出る?
全部は出ない。AInformationが10月12日にGeiger 0.4.0で試すと、スキル225本のうち一覧に出たのは50本だった。スキルは1つのフォルダにつき先頭の50本までしか読まない作りで、切れたという警告も出なかった。50本を超えて入れている人はフォルダを手で開いて確かめる必要がある。

写真:TechCrunch / Wikimedia Commons(CC BY 2.0)

この記事の出典

補助資料

  • [1]GIGAZINEGIGAZINE・補助的な二次資料・確認 2026-10-12この記事の元にした報道

出典の最終確認日:2026年10月12日

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