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Pollen Robotics、Microduck予約2万台 関税は別だ

読了 約4分
アヒルを図案化した線画のアイコンが角丸の正方形に描かれたロゴの画像。Pollen Robotics、Microduck予約2万台 関税は別だ
この記事の要点

NVIDIA傘下のPollen Roboticsが作るアヒル型ロボット「Microduck」の予約が2万台を超えた。値段は399ドル(約6万2600円)で税と送料は別だ。公式の配送ポリシーを見ると日本向けの倉庫は書かれておらず、届くまでの費用は注文画面まで分からない。

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2万台予約注文の数
399ドル税と送料は別の値段
800g本体の重さ

Microduckの予約が2万台に フアンCEOの講演で火が付いた

アヒル型ロボットのMicroduckは、予約注文が2万台を超える勢いになった。きっかけはドイツ・ベルリンで開かれたNVIDIAのイベント「GTC 2026」だ。ジェンスン・フアンCEOが壇上で声をかけてMicroduckを動かす様子がSNSで広がった。

Hugging Faceのクレム・デラングCEOはXで「明日にも累計の予約は2万台を超えるだろう」と書いた。2026年にいちばん売れたロボットになるかもしれない、とも続けている。人気で人手が足りず、あらゆる職種で人を募っているという。

Pollen RoboticsのMicroduck公式ページ
Pollen RoboticsのMicroduck公式ページ / 出典:huggingface.co / 制作:AInformation

399ドルで高さ25cm・800g 動きは自分で教え込める

Microduckは2026年8月末に発表された二足で歩くロボットだ。値段は399ドル(約6万2600円)で、税と送料は含まない。クリスマスまでに届ける予定になっている。

項目 公式の発表
値段 399ドル(約6万2600円)・税と送料は別
大きさ 高さ25cm・重さ800g
中身 モーター15個・カメラ・小型の深度センサー・慣性計測ユニット2つ・物をつかめるくちばし
できる動き 歩く・座る・しゃがむ・転んでも起き上がる・ローラースケート
届く時期 クリスマスまで

基本の動きはNVIDIAの技術を使って学ばせてあり、届いた日から使える。新しい動きを自分で教え込み、ほかの利用者と共有できるのがおもちゃとの違いだ。作っているPollen RoboticsはHugging Face傘下の会社で、Hugging Faceは2026年9月にNVIDIAに買収された。

Pollen Robotics公式ストアの配送ポリシーの画面。Microduckの発送元と欧州以外の国の関税の扱いが書かれている
Pollen Roboticsの配送ポリシー。欧州以外はフランスの倉庫から出す 出典:store.pollen-robotics.com(2026年10月24日時点の画面)

日本から注文する場合 発送はフランスで関税は受け取るとき

Pollen Roboticsの公式ストアは、地域の一覧に日本を入れている。ただし表示はドルで、日本円では払えない。円安の分だけ、約6万2600円という目安より高くなる可能性がある。

配送ポリシーを開くと、Microduckは欧州向けをフランスの倉庫、北米向けを米国の倉庫から出すと書いてある。日本の名前は出てこない。欧州以外の国はフランスの倉庫から出して届け先の国で通関する決まりで、日本もこの扱いになりそうだ。

その場合、輸入のときの消費税や関税は、注文時に取られていなければ受け取るときに配送業者へ払うことになる。送料は注文画面で初めて出る。399ドルは店頭の値段で、手元に届くまでの総額ではないと考えておきたい。

Microduckは399ドルで税と送料は別。Hugging Face。399ドル。約6万2600円・税と送料は含まない。予約は2万台を突破。日本円では払えない。AInformation編集部が作ったイラスト図解(実アイコン大+数字1つ)
Microduckは399ドルで税と送料は別 / 制作:AInformation

Microduckを会社で買う前に ドル払いと受け取りの費用を見る

研修や展示会でAIの学び方を見せる教材として買うなら、経理の手続きが先に止まりやすい。ドル建てのカード払いと、届いたときの追加の支払いの2つが出てくるからだ。

  • 注文画面で日本あての送料と税が先に取られるかを見る
  • 受け取りのときに払う可能性がある費用を、申請の金額に入れておく
  • 届く時期はクリスマスまでの予定で、発送後の日数は届け先で変わる

Hugging Faceの買収のあと、NVIDIAの看板で一般向けに売れた初めてのロボットになりそうだ。2万台が年内にどこまで届くかで、次の機種の値段と売り方も変わってくる。

藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

企業のAI研修でMicroduckを使う案は、強化学習を目で見せる教材として面白い。シミュレーションで覚えた動きが実機で動く流れを、受講者が手元で追えるからだ。ただ日本の会社が買うときに詰まるのは性能より購買の手続きだとみている。ドル払いで受け取り時に追加の請求が来るかもしれない買い物は、稟議の金額が決まらない。まず個人で1台試し、総額が分かってから会社の予算に乗せる順番が現実的だ。

よくある質問
Microduckは日本から買える?
公式ストアの地域の一覧に日本があり、注文はできる形になっている。ただし表示はドルで日本円では払えない。配送ポリシーに日本の名前は無く、欧州以外の国はフランスの倉庫から出して届け先で通関する決まりだ。輸入の税や関税は受け取るときに払う場合がある。
Microduckはいくらかかる?
本体は399ドル(約6万2600円)で、税と送料は含まない。送料と税は注文画面で計算される。日本あての場合は受け取るときに輸入の消費税や関税を払う可能性もあるので、手元に届くまでの総額は399ドルより高くなる。
Microduckは何ができる?
高さ25cm・重さ800gの二足歩行ロボットで、歩く・座る・しゃがむ・転んでも起き上がる・ローラースケートができる。モーター15個とカメラ・深度センサーを積み、くちばしで物をつかめる。新しい動きを自分で教え込み、ほかの利用者と共有することもできる。

この記事の出典

補助資料

  • [1]GIGAZINEGIGAZINE・補助的な二次資料・確認 2026-10-24この記事の元にした報道

出典の最終確認日:2026年10月24日

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