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OpenAI、10月にChatGPTの画像生成で広告を試す 日本は時期未定だ

読了 約6分
暗い背景に「OpenAI」のロゴがあり、ブラウンのセーターの男性が手を前で組んで話している写真。OpenAI、10月にChatGPTの画像生成で広告を試す 日本は時期未定だ
この記事の要点

OpenAIはChatGPTの画像生成の最中に、画像で見せる広告を出す試験を10月中に米国で始めます。広告にはラベルが付き、作っている画像とは分けて出すとしています。日本の時期は書かれておらず、日本語の広告主ページには35,000円分のクレジット特典だけが出ていました。

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画像を作る画面に広告が出てもChatGPTを使う?

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12億人ChatGPTの週の利用者
15.3%検索広告より低い獲得単価
93%初めて来た訪問者の割合

ChatGPTの画像生成に広告枠 10月に米国で試験を始める

OpenAIは10月5日、ChatGPTに画像で見せる新しい広告の形を加えると発表しました。最初は画像生成の最中に表示する形で試し、10月中に米国で一部の広告主と始めます。ChatGPTを使う人は毎週12億人いて、OpenAIはAIを中心にした消費者向けの場として世界最大だと説明しています。

広告に使うのは、商品の使い方や商品がある暮らしを見せる画像です。広告には広告だと分かる表示が付き、利用者が作っている画像とは分けて出すとしています。ほかの形の広告と同じく、ChatGPTの答えの中身には影響させないという立場も変えていません。

これまでの流れ
  1. 10/5OpenAIが画像の広告と効果測定の拡充を発表
  2. 10月中米国で一部の広告主と画像生成中の広告を試験

広告主の測る道具を拡充 獲得単価は検索広告より15.3%低い

発表の残り半分は、広告主が効果を測るための連携です。購入などのデータを広告主の手元のシステムからChatGPT広告へ送れるよう、Hightouch・Tealium・LiveRampとつなぎました。広告から買われたかを追う会社としては、AppsFlyerやAdjustなど10社の名前を挙げています。

初期の数字も3つ出ています。DV Rockerboxの集計では、WeightWatchersの獲得単価が検索広告をまとめた目安より15.3%低くなりました。WorkMagicの報告では、Doseで増えた購入の67%が新しい客です。Triple WhaleによるとPortland Leatherに来た人の93%は初めての訪問でした。

ただし3つとも広告主1社ずつの数字で、測ったのは連携先の会社です。広告が無かった場合と比べる増分効果の測定は、まだ始めたばかりだとOpenAI自身が書いています。Haus・Measured・WorkMagicと地域を分けた実験を探る段階です。

ChatGPT広告の日本語の広告主向けページの画面。上の帯に35,000円を使うと35,000円分の広告クレジットを進呈すると表示され、右にチャットの答えの下に出る広告の見本がある
ChatGPT広告の日本語の広告主ページ(10月5日21時すぎに編集部が撮影)

日本は35,000円の特典ページだけ 画像広告の時期は出ていない

編集部は10月5日21時すぎに、OpenAIの広告主向けサイトを日本から開きました。日本語のページがあり、上の帯には初めての広告主が35,000円を使うと35,000円分の広告クレジットがもらえる特典が出ていました。問い合わせの欄には広告を配信したい国を選ぶ項目もあります。

一方で、今回の発表の中を探しても日本の話は出てこなかったのが実情です。openai.comの日本語版のアドレスで開くと英語の発表に戻され、広告主向けブログの同じ日の記事も日本語のページの中身は英語のままでした。画像生成中の広告を日本でいつ試すかは書かれていません。

ChatGPTはこれまでも服の試着のように画像で商品を見せる機能を足してきました。画像を作る場面が商品を知る場所に変わっていく流れは、OpenAIだけの話ではなさそうです。GoogleもAIに買い物を任せる試験を始めています。

ChatGPT広告の広告主向けブログの画面。メニューは日本語だが10月5日の記事More ways to measure ChatGPT Adsの本文は英語で、連携先の会社のロゴが並ぶ
日本語版のアドレスでも本文は英語のままの広告主向けブログ

画像を作る人と出す人の確認点 広告の表示と除外語の2つだ

画像生成をよく使う人は、試験が始まったら広告の表示がどこに付くかを見ておくとよさそうです。発表は広告と作っている画像を分けると書いていますが、画面の見本はまだ出ていません。社外向けの素材を作るときは、保存した画像に広告が紛れていないかを確かめておきたいところです。

広告を出す側は、購入や問い合わせのデータをどこから送るかを先に決めておくのが近道です。LiveRampやAppsFlyerをすでに使っている会社なら、今の仕組みのまま効果を見られる可能性があります。出したくない話題がある会社は、条件を満たす広告主向けのNegative Phrasesで避けたい語を指定できます。

OpenAIは気持ちが弱っている会話や繊細な話題には広告を出さない仕組みも置いたという説明でした。その働き方はDoubleVerifyとIntegral Ad Scienceが会話の中身を見ずに試験の環境で評価する予定です。米国の試験の結果が、日本で画像の広告がいつ始まるかを占う最初の材料になります。

ChatGPT広告の効果測定の連携先

役割 連携先
購入などのデータを送る Hightouch・Tealium・LiveRamp
広告から買われたかを追う AppsFlyer・Triple Whale・Adjust・DV Rockerbox・Northbeamほか5社
購入までの全体を測る Fospha・Measured・INCRMNTAL
増分効果の実験を探る Haus・Measured・WorkMagic
広告の置き場を評価する DoubleVerify・Integral Ad Science
データ:OpenAI 公式発表 / 制作:AInformation
この記事に出てくることば
増分効果
広告が無かった場合と比べて、広告のおかげで増えた購入がどれだけあるかを見る考え方。OpenAIは地域を分けた実験で測ろうとしている
藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

画像生成を社内の資料づくりに使っている会社は、試験が日本に来る前に画像の扱いを決めておくと慌てずに済みそうです。広告と作った画像を分けるとOpenAIは書いていますが、画面の見本はまだありません。社外に出すバナーやチラシの素材に他社の商品画像が紛れると、取引先への説明が面倒になります。広告を出す側は15.3%という数字に飛びつかず、自社の検索広告と同じ物差しで比べられるよう購入データの送り先を先に整えておくのが現実的です。

よくある質問
ChatGPTの画像生成中の広告は日本でも出る?
日本でいつ出るかは発表に書かれていません。OpenAIが示したのは10月中に米国で一部の広告主と試験を始めるという予定だけです。編集部が10月5日21時すぎに確かめたところ、openai.comの日本語版のアドレスは英語の発表に戻され、広告主向けブログも本文は英語でした。
ChatGPTの広告は作った画像の中に入り込む?
入り込まない作りだとOpenAIは説明しています。広告には広告だと分かるラベルが付き、利用者が作っている画像とは分けて表示します。ほかの形の広告と同じく、ChatGPTの答えの中身にも影響させないとしています。どの画面にどう並ぶかの見本はまだ出ていません。
日本の会社がChatGPTに広告を出すと特典はある?
初めての広告主には35,000円分の広告クレジットの特典があります。日本語の広告主向けページの帯に、広告に35,000円を使うと同じ額のクレジットを進呈すると書かれていました(10月5日時点)。ただし今回の画像の広告を日本の広告主が使えるかは発表に出ていません。

この記事の出典

補助資料

  • [1]OpenAIOpenAI・補助的な二次資料・確認 2026-10-05この記事の元にした報道

出典の最終確認日:2026年10月5日

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広告を載せており、そこから申し込みがあると紹介料を受け取ることがあります。

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