Gemini 3.8 Flash TTSの料金は2027年1月1日に2倍になり、1時間の読み上げ代は約128円から約256円に上がります。その前の11月17日には旧版の3つのTTSが止まります。使い方とプロンプト、読み上げAI48本との比べ方をまとめました。
- Gemini TTSの使い方は文章を入れて声を選ぶだけで、1回に話せるのは2人まで
- Gemini 3.8 Flash TTSの料金は2027年1月1日に2倍になり、1時間の読み上げ代は約128円から約256円に上がる
- 11月17日に旧版の3つのTTSが止まり、3.8へ移るよう案内されている
- 無料枠で入れた文章はGoogleの製品の改善に使われ、有料枠は使われない
- 音声・ナレーションのAIツール48本のうち、日本語にしっかり対応するのは15本・日本円で払えるのは10本
- 読み上げ用の原稿に直すプロンプトと2人の会話台本を作るプロンプトの2つ
GoogleのGemini 3.8 Flash TTSは、2026年12月31日までと2027年1月1日からで料金が2段に分かれています。1月1日からは入力も音声の出力も単価が2倍です。1時間の音声に直すと約0.81ドルが約1.62ドルになります。その前の11月17日には旧版の3つが止まります。対象はGemini 2.5 Flash Preview TTS・2.5 Pro Preview TTS・3.1 Flash TTS Previewです。いま旧版で読み上げを作っている人は、あと28日で乗り換えが要ります。
AInformationは2026年10月20日にGoogleの料金表・説明書・終了予定表を1ページずつ読みました。同じ日にAIツールデータベース507本のうち音声・ナレーションに使える48本も数えています。さらにClaudeにGemini TTSの料金と日本語の読みを聞いて、公式と食い違う点を確かめました。分かったことと分からなかったことを分けて書きます。
Gemini TTSの使い方は原稿を作って声を選ぶだけで2人まで話せる
先に結論から書きます。Gemini TTSは文章を入れると音声が返ってくる仕組みです。入力できるのは文字だけで、出力されるのは音声だけです。1回の依頼で話せるのは2人までと説明書に書かれています。使える場所はGemini API・Google AI Studio・Gemini Notebookで、軽い版のFlash-Lite TTSはGoogle Vidsでも使えます。
Gemini TTSの使い方の流れ
Gemini TTSの使い方は次の4つの手順です。1つ目に読み上げたい原稿を、読み上げ用の文に直します。2つ目にモデルを選びます。今から始めるならgemini-3.8-flash-ttsかgemini-3.8-flash-lite-ttsです。3つ目に声を選びます。標準の声は30種類です。ほかに数百の声の一覧と文章で説明して声を作る機能もあります。4つ目に音声を作って聞き直します。読み間違いがあれば原稿の側を直して作り直してください。
なお今回、AInformationはAI Studioの画面を操作していません。ボタンの名前や並びは画面の更新で変わることがあります。手順は説明書に書かれている仕組みの順に並べています。

原稿を読み上げ用に直すプロンプト
日本語の読み上げでいちばん困るのは漢字の読み間違いです。Gemini TTSの説明書には、固有名詞や人名をどれくらい読み違えるかの数字は書かれていません。そこで原稿を渡す前に、読みが割れそうな語をかなに開いておくのが確実です。ChatGPTかClaudeに次の文を貼れば、読み上げ用の原稿と直した語の一覧が返ってきます。
次の原稿を、読み上げAIにそのまま渡す読み上げ用の文に直してください。条件は5つです。1. 人名・社名・地名など読み方が2通り以上ある漢字は、ひらがなかカタカナに開く。2. 数字と英字は読む形にする(例:2026年→にせんにじゅうろくねん、SNS→エスエヌエス)。3. 1文は40字以内に切る。4. 元の意味は変えない。5. 最後に、直した語を「元の表記/読み」の表で出す。
原稿:(ここに貼る)
最後に表を出させるのは、字幕と読み上げ用の原稿が別物になるからです。表を残しておけば、次の回も同じ読みで作れます。
2人の会話台本を作るプロンプト
ポッドキャストや解説動画のように2人で話す音声も、1回の依頼で作れます。ただし話者は2人まで、使えるのは標準の声だけです。3人以上の会話は1回では作れません。台本を先に2人に分けておくと、話者の割り当てで迷いません。
次の内容を、2人の会話の台本にしてください。話者は2人だけで、名前は「A」と「B」にします。各行は「A: 」か「B: 」で始め、1行は60字以内にします。Aは聞き手、Bは説明する人です。全体で3分くらいに収めてください。読み方が2通り以上ある漢字はかなに開いてください。
内容:(ここに貼る)
Gemini TTSの料金は1月1日に2倍で1時間128円が256円になる
Gemini TTSの料金は、2027年1月1日に入力も出力も2倍になります。AInformationは10月20日にGemini APIの料金表を見ました。Gemini 3.8 Flash TTSの有料枠は2026年12月31日まで入力0.50ドル・音声出力9.00ドルでした(どちらも100万トークンあたり)。2027年1月1日からは入力1.00ドル・音声出力18.00ドルと並んで書かれています。

1時間の音声に直すといくらか
音声は1秒を25トークンとして数えます。1時間は3,600秒なので9万トークンです。音声出力9.00ドルで計算すると約0.81ドルになります。料金表にも10秒あたり0.00225ドルと書かれていて、1時間に直すと同じ0.81ドルです。1ドル158.05円で円に直すと約128円になります。2027年1月1日からは10秒あたり0.0045ドルになり、1時間で約1.62ドル・約256円です。
入力の文章にも料金がかかります。ただ入力の単価は音声出力の18分の1なので、読み上げ代のほとんどは音声の側です。この記事では音声出力の金額だけで比べます。

Flash-Lite TTSと一括処理なら安くなる
軽い版のGemini 3.8 Flash-Lite TTSは、音声出力が6.00ドルです。2027年1月1日から12.00ドルに上がります。10秒あたりでは0.0015ドルから0.003ドルです。1時間に直すと約0.54ドル(約85円)が約1.08ドル(約171円)になります。
急がない読み上げは一括処理(Batch)にすると半額です。Flash TTSの音声出力は4.50ドルで、2027年1月1日から9.00ドルになります。つまり来年の一括処理は、いまの通常の値段と同じです。値上げのあとも費用を変えたくない人は、一括処理へ回すのが1つの手です。
Gemini 3.8 TTSの料金は1月1日に2倍になる
| モデル | 2026年12月31日まで | 2027年1月1日から | 1時間の目安 |
|---|---|---|---|
| Flash TTS 入力 | 0.50ドル | 1.00ドル | ― |
| Flash TTS 音声出力 | 9.00ドル | 18.00ドル | 約128円→約256円 |
| Flash-Lite TTS 音声出力 | 6.00ドル | 12.00ドル | 約85円→約171円 |
| Flash TTS 一括処理 音声出力 | 4.50ドル | 9.00ドル | 約64円→約128円 |
| (参考)3.1 Flash TTS Preview 音声出力 | 20.00ドル | 11月17日に終了 | ― |
2027年1月1日の値上げの理由は、公式の料金表に書かれていません。
11月17日に旧版の3つのTTSが止まる
値上げより先に来るのが旧版の終了です。Gemini APIの終了予定表では、旧版の3つが2026年11月17日に終わると書かれています。載っているモデル名はgemini-3.1-flash-tts-previewとgemini-2.5-flash-preview-ttsです。gemini-2.5-pro-preview-ttsも同じ日に終わります。移り先として案内されているのはgemini-3.8-flash-ttsかgemini-3.8-flash-lite-ttsです。


9月22日から1月1日までの順番
3.8の2つのモデルは2026年9月22日に公開されました。Googleの日本語の発表は9月23日です。11月17日に旧版が止まり、その45日後の2027年1月1日に3.8の料金が2倍になります。旧版から3.8へ移ってすぐに値上げが来る順番です。
旧版より3.8のほうが今は安い
前の版のGemini 3.1 Flash TTS Previewは、音声出力が20.00ドルでした。3.8 Flash TTSのいまの9.00ドルは、その半分以下です。2027年1月1日の18.00ドルでも、3.1の20.00ドルより少し安い計算です。3.1から乗り換える人にとっては、値上げのあとも値下がりになります。2.5のPreview TTSから乗り換える人は、自分の使っていた単価と18.00ドルを並べて確かめてください。
止まる日を過ぎると、旧版のモデル名で送った依頼は動かなくなります。プログラムの中のモデル名を書き換える作業は、11月17日より前に済ませておく必要があります。
Gemini TTSの無料枠は入れた文章が製品の改善に使われる
Gemini TTSには無料枠があります。ただし料金表の「製品の改善に使われるか」の行は、無料枠が「はい」・有料枠が「いいえ」です。無料枠で読み上げた原稿は、Googleの製品の改善に使われる前提で考えてください。
無料枠に入れてよい原稿と入れない原稿
公開する予定の動画のナレーションやブログの読み上げなら、無料枠でも困ることは少ないはずです。もともと外へ出す文章なので困りません。社内の研修資料・お客様の名前が入った案内・発表前の商品説明は、無料枠に入れないほうが安全です。こうした原稿は有料枠に切り替えてから読み上げます。
無料枠の回数の上限は確かめられなかった
無料枠で1日に何回・1分に何回まで使えるかは、3.8 TTSの欄をレート制限のページで確かめられませんでした。Gemini NotebookやGoogle VidsでTTSを使うときの追加料金や回数の上限も公表されていません。無料で試すときは、途中で止まることがある前提で始めてください。
Flash TTSは130以上の言語に対応し日本語は2つとも使える
2つのモデルの違いは、言語の数と値段です。説明書によるとGemini 3.8 Flash TTSは130以上の言語に対応しています。Flash-Lite TTSは100以上の言語です。言語の一覧では日本語に両方とも印が付いていました。入力の言語は自動で見分けるので、日本語の原稿をそのまま入れれば日本語で読まれます。
声の数と作った声の決まり
標準の声は30種類です。Googleの日本語の発表では2,000種類以上の声が使えるとされています。文章で説明して声を作る機能と、声の複製も使える仕組みです。作った声は1つのプロジェクトで200個まで、最後に使ってから1年使わないと消えます。よく使う声は定期的に使うか、作り方の文を控えておくと安心です。
声の複製には本人の同意の録音が要る
声の複製には30秒のサンプルを使います。Googleの日本語の発表によると、参照する話者と一致する本人の同意の録音を出すことが義務です。作った音声にはSynthIDの透かしが入ります。他人の声を勝手にまねることを防ぐための決まりです。声の権利については、日本俳優連合の決まりを書いたAI音声の同意の記事も参考になります。

Flash TTSとFlash-Lite TTSの選び方
Flash-Lite TTSの音声出力は6.00ドルで、Flash TTSの9.00ドルの3分の2です。大量の読み上げや社内向けの確認用ならFlash-Lite TTS、人に聞かせる動画や広告ならFlash TTSから試すのが分かりやすい分け方です。どちらが日本語で自然に聞こえるかは、公式に比べた数字がありません。同じ原稿を両方で1分ずつ作って聞き比べるのが早道です。
音声AIツール48本のうち日本語対応は15本で円で払えるのは10本
Gemini TTSのほかに、読み上げに使えるAIツールはどれくらいあるのでしょうか。AInformationは2026年10月17日に更新したAIツールデータベース507本から、音声・ナレーションに使える48本を1本ずつ見ました。料金は各社の料金ページを直接見て集めたものです。
日本語にしっかり対応するのは48本中15本
48本のうち、日本語にしっかり対応しているのは15本でした。ChatGPT・Gemini・ElevenLabs・CoeFont・音読さん・VOICEVOX・VOICEPEAK・TTSMakerなどです。残りの33本は、日本語への対応が一部にとどまります。Murf AIとSpeechifyは画面が英語です。Speechifyは日本語の読み上げに対応していますが、声の種類が少ないとデータベースに記録しています。
日本円で払えるのは48本中10本
日本円で払えるのは48本中10本です。読み上げが専門のツールに限ると、音声のカテゴリ19本のうち日本円で払えるのはCoeFont(月4,400円)と音読さん(月1,078円)の2本だけでした。ElevenLabsのスターターは月6ドルで、1ドル158.05円で約948円です。ドル建てのツールは、為替が動くと毎月の請求額も動きます。
音声・ナレーションの48本の月額の中央値は3,161円で、0円のプランがあるのは29本でした。半分以上は無料から試せます。一方でGemini APIの有料枠は月額ではなく使った分だけの請求です。日本円で請求できるかどうかは、今回確かめていません。
1時間あたりMurf AIは約1,501円でGemini TTSは約128円
月額のツールとGemini APIは、そのままでは比べられません。そこで料金ページに1年に作れる時間が書いてあるツールを、1時間あたりの値段に直しました。
読み上げ代を1時間あたりに直すと
| ツールとプラン | 料金 | 作れる時間 | 1時間あたり |
|---|---|---|---|
| Gemini 3.8 Flash TTS(12月まで) | 100万トークン9ドル | 使った分だけ | 約128円 |
| Gemini 3.8 Flash TTS(1月から) | 100万トークン18ドル | 使った分だけ | 約256円 |
| Gemini 3.8 Flash-Lite TTS(12月まで) | 100万トークン6ドル | 使った分だけ | 約85円 |
| Murf AI Creator | 年228ドル | 年24時間 | 約1,501円 |
| Murf AI Business | 年792ドル | 年96時間 | 約1,304円 |
| WellSaid Labs Starter | 年120ドル | 年240分 | 約4,742円 |
| WellSaid Labs Pro | 年396ドル | 年2,160分 | 約1,739円 |
年間の時間で割ると1時間いくらか
Murf AIのCreatorは年228ドルで、1年に24時間ぶんの音声を作れます。1時間あたり9.5ドル、1ドル158.05円で約1,501円になります。Businessは年792ドルで96時間なので、1時間あたり8.25ドル・約1,304円です。WellSaid LabsのStarterは年120ドルで240分なので、1時間あたり30ドル・約4,742円です。Proは年396ドルで2,160分なので、1時間あたり11ドル・約1,739円でした。
これに対してGemini 3.8 Flash TTSは、いまの値段で1時間約128円・2027年1月1日から約256円です。値上げのあとでも、Murf AIのCreatorの約6分の1です。
この比べ方の注意点
この比べ方には注意が要ります。月額のツールには編集の画面・声の調整・商用で使える権利が含まれています。Gemini APIは音声を作る部分だけの値段です。編集の画面は自分で用意するか、AI Studioの範囲で済ませることになります。また月額のツールは、上限まで使い切らないと1時間あたりの値段が上がります。年24時間の枠で10時間しか作らなければ、1時間あたりの値段は2倍以上です。たまにしか読み上げない人ほど、使った分だけ払うGemini APIの差が大きくなります。
吹き替えの副業で使うAIツールは月額の中央値が3,871円になる
読み上げAIは副業の道具にもなります。AInformationのAI副業データベースでは、動画の多言語化・吹き替えの副業に使うAIツールの月額の中央値が3,871円でした。いちばん安いものは725円です。ポッドキャストの制作では中央値が3,793円、いちばん安いものが948円です。
Gemini APIに置き換えると何時間ぶんか
Gemini 3.8 Flash TTSの1時間約128円で考えると、毎月数時間の読み上げなら数百円で収まります。2027年1月1日に約256円になっても、10時間で約2,560円です。吹き替えの中央値3,871円を下回ります。ただしこれは声の部分だけの値段です。吹き替えには文字起こし・翻訳・尺合わせも要るので、ほかのツールの費用が別にかかります。
副業で使う前に確かめること
お客様の動画の原稿を読み上げるなら、無料枠は使わないでください。無料枠は入れた文章が製品の改善に使われるからです。お客様から預かった原稿は有料枠で読み上げます。声の複製を使う場合は、本人の同意の録音が要ります。お客様の声をまねる依頼は、同意の録音を出してもらえるかを先に確かめてください。
ClaudeはTTSの料金を0.81ドルと答えたが出典は公式でなかった
Gemini TTSの料金をAIに聞くとどうなるかも試しました。AInformationは2026年10月20日に、ChatGPTとClaudeへ同じ質問を投げています。ChatGPTは2回とも答えが取れませんでした。1回目はブラウザが途中で閉じ、2回目は答えが返ってきませんでした。ここではClaudeの2つの答えを公式と突き合わせます。
料金の質問はほぼ公式どおり
「Gemini 3.8 Flash TTSの料金と1時間の値段と値上げの予定」を聞くと、Claudeは54.4秒で1,057字を返しました。音声出力9.00ドル・入力0.50ドル・1時間約0.81ドル・2027年1月1日に2倍という中身は、公式の料金表と合っていました。Flash-Lite TTSの6.00ドルが12.00ドルになる点も合っています。
食い違いは2つありました。1つ目に、公開日を9月23日としていました。終了予定表の公開日は9月22日で、9月23日は日本語の発表の日です。2つ目は出典です。挙げた3つの出典はどれもGoogleのページではなく、他社の記事でした。「Priorityは1.8倍」という説明もありましたが、今回読んだ公式のページでは確かめていません。
日本語の読みと2人の会話の質問
「漢字の読み間違いを防ぐ方法と2人の会話を1回で作れるか」を聞くと、60.4秒で1,069字が返ってきました。話者は2人までで3人以上は1回で作れないという答えは、説明書と合っています。読みの固定は原稿の側でかなに開くのが確実という答えも、先ほどのプロンプトと同じ考え方です。
発音記号で読みを直せるという説明は、今回読んだ公式のページで確かめられませんでした。長い台本で話者が切り替わらない不具合の報告という説明も同じです。AIの答えは料金の数字まではよく合っていました。ただし出典が他社の記事のときは、公式の料金表を自分で開いて確かめてください。ChatGPTの音声の更新のように、各社の音声の話は月単位で変わっています。
11月17日と1月1日までにやっておく5つのこと
最後に、いまから動けることを順に並べます。11月17日まではあと28日、2027年1月1日まではあと73日です。

11月17日までにやること
1つ目は、使っているモデル名を確かめることです。プログラムや設定の中に、上の旧版の3つのモデル名が残っていないかを探します。残っていれば11月17日より前にgemini-3.8-flash-ttsかgemini-3.8-flash-lite-ttsへ書き換えてください。2つ目は、書き換えたあとに同じ原稿で1本作って聞き直すことです。声の名前や読み方が変わっていないかを耳で確かめます。
12月31日までにやること
3つ目は、大量の読み上げを年内に回すことです。過去の記事の読み上げや研修の音声のように量が多いものは、いまの値段のうちに作っておくと半額で済みます。4つ目は、急がない読み上げを一括処理へ回す準備です。来年の一括処理はいまの通常の値段と同じなので、値上げの影響を打ち消せます。
いつでもやること
5つ目は、無料枠と有料枠を原稿の中身で分けることです。外へ出す原稿は無料枠でも構いません。社内の資料やお客様の名前が入った原稿は有料枠にします。あわせて、読み上げ用の原稿に直したときの語の一覧を残しておきます。次に同じ語が出てきたとき、同じ読みで作れるからです。
読み上げAIは月額のツールで考えがちですが、Gemini APIは使った分だけの請求で、値上げのあとでも1時間約256円です。たまに動画のナレーションを作る程度なら、月額を払い続けるより安く済む人が多いはずです。ただし無料枠は原稿が製品の改善に使われます。社内の資料やお客様の原稿は有料枠に分けてください。11月17日の旧版の終了は、気づかないと音声が急に作れなくなります。モデル名の確認だけは今週中に済ませるのがおすすめです。
- Gemini TTSの料金は1時間いくらですか?
- Gemini 3.8 Flash TTSなら、2026年12月31日までは1時間約0.81ドル(1ドル158.05円で約128円)です。音声は1秒25トークンで数え、音声出力は100万トークンあたり9.00ドルです。2027年1月1日からは18.00ドルになり、1時間約1.62ドル(約256円)に上がります。
- Gemini TTSは無料で使えますか?
- 無料枠があります。ただし料金表では、無料枠に入れた文章は製品の改善に使われると書かれています。有料枠は使われません。無料枠の1日や1分あたりの回数の上限は、3.8 TTSの欄で確かめられませんでした。社内の資料やお客様の原稿は有料枠で読み上げるのが安全です。
- gemini-2.5-flash-preview-ttsはいつまで使えますか?
- 2026年11月17日に終わります。同じ日にgemini-2.5-pro-preview-ttsとgemini-3.1-flash-tts-previewも止まります。移り先として案内されているのはgemini-3.8-flash-ttsかgemini-3.8-flash-lite-ttsです。プログラムの中のモデル名は11月17日より前に書き換えてください。
- Gemini TTSで2人の会話を1回で作れますか?
- 作れます。説明書では1回の依頼で話者は2人まで、使えるのは標準の声だけとされています。3人以上の会話は1回では作れません。台本を先に「A: 」「B: 」の2人に分けておくと、話者の割り当てで迷いません。この記事に台本を作るプロンプトを載せています。
