Gemini Notebookをチャットで操作 10月23日に公開
Googleは10月23日(現地時間)に、GeminiアプリでGemini Notebookを連携アプリとして使えるようにしたと発表した。Geminiのチャット画面から、ふだんの言葉でノートブックを作ったり探したりできる。窓の杜が10月27日に伝えた。
呼び出し方は2つある。入力欄で「@Gemini Notebook」と指定して頼む方法と、Geminiに任せる方法だ。関係のある頼み方をすると、Gemini Notebookを使うべきかをGeminiが自分で判断する。
| 頼めること | 中身 |
|---|---|
| ノートブック | テーマごとに作る・直す・消す |
| ソース | チャットの写しなどを足す・更新する・消す |
| ソースの一覧 | ノートブックの中にあるソースを並べて見せる |
| 質問 | ノートブックの中身をふまえて答える |
公式の説明をもとに編集部が整理した。大事なメモの保存や、既存のノートブックから情報を抜き出すこともできる。

- 10/23GoogleがGemini Notebookの連携アプリ化を発表
- 10/27窓の杜が日本語で伝えた
- 10/28編集部が日本の個人用アカウントで試した
個人のGoogleアカウントも対象 初期設定でオンになっている
対象はすべてのGoogle WorkspaceとWorkspace Individualの利用者、それに個人用のGoogleアカウントの利用者だ。会社のWorkspaceでは、即時リリースと計画的リリースのどちらのドメインでも使える。
この機能は欧州経済領域(EEA)を除く世界で、最初から有効になっている。止めたい人は、Geminiアプリの設定にある[連携アプリ]から個別にオフにできる。
編集部が10月28日に日本の個人用アカウントで設定を開くと、Gemini Notebookはすでに「有効」の段に入っていた。いまの画面では[連携アプリ]は「コネクタ」のタブにあり、見出しは「アプリ連携」だ。Google WorkspaceやGoogle フォトは「すべて」の段に+の印つきで並んでいた。
料金の条件は発表に書かれていない
発表には、この連携を使うための料金の条件が書かれていない。AInformation調べではGemini Notebookの無料枠はチャットが1日50回までで、有料の枠はGoogle AI Plus(月725円)から使える。Geminiから頼んだ分がこの回数に数えられるかは、まだ分からない。

日本語で頼むと自動でつながる 答えまで2分以上かかった
編集部は10月28日に、Geminiの新しいチャットで日本語のまま頼んでみた。「@」を付けずに「Gemini Notebookにある私のノートブックはいくつありますか。数だけを答えてください」と送ると、Geminiは自分でGemini Notebookにつなぎにいった。自動で判断する仕組みは、日本語の頼み方でも動いている。
ところが画面は「Gemini Notebook に接続しています」のまま進まなかった。182秒と3分を過ぎても、答えの文は1文字も出てこなかった。
2回目は入力欄で「@」を打ち、候補に出たGemini Notebookを選んでから同じことを頼んだ。今度も「Gemini Notebook に接続しています」が出たあと、送信から127.9秒の時点で「45個です。」の1行が返った。数が合っているかは、この記事では確かめていない。
2回ともモデルの欄はFlashのままで、5秒おきに画面を読んで測った。1回ずつの結果なので、いつも遅いとは言い切れない。それでも数を1つ聞くだけで2分以上かかるなら、急ぎの調べものには向きにくい。

Workspace管理者が先に決める 連携をオンのままにするか
Workspaceの管理者がまず決めるのは、この連携をオンのままにするかどうかだ。Geminiのチャットから、ノートブックのソースを足したり消したりまでできるからだ。
- Geminiの設定の「アプリ連携」で、Gemini Notebookが「有効」の段にあるかを見る
- 社内の資料を入れたノートブックを、Geminiのチャットから読ませてよいかを決める
- 試すときは数を聞くような短い頼み方から始め、答えが返るまでの秒数を測る
- 止めたい人には、設定の[連携アプリ]から個別にオフにする手順を配る
ノートブックの作成から削除まで会話で頼める形は、資料をNotebookに集めている人ほど手間が減る。日本語で答えが安定して返るかどうかが、使い始める決め手になる。

- 連携アプリ
- Geminiのチャットから別のアプリやサービスを呼び出して使う仕組み。設定の画面で1つずつオンとオフを切り替えられる
ノートブックに会議資料や顧客の資料を集めている人にとって、Geminiの普段のチャットから中身を読めるのは手間が減る。気をつけたいのは、ソースの削除まで会話で頼める点と最初からオンになっている点だ。管理者が手を打たなければ、社員のGeminiから社内のノートブックを書き換えられる状態で始まる可能性がある。削除を頼んだときに確認の画面が出るかは、発表に書かれていない。まずは数や一覧を聞く使い方に絞り、消す・直す操作は試してから広げるのがよさそうだ。
- Gemini Notebookの連携は無料のGoogleアカウントでも使える?
- 個人用のGoogleアカウントは対象に入っている。発表は対象をすべてのGoogle Workspace・Workspace Individual・個人用のGoogleアカウントの利用者としている。有料プランの条件は書いていない。ただしAInformation調べでは、Gemini Notebookの無料枠はチャットが1日50回までだ。たくさん使うなら月725円のGoogle AI Plusからの枠になる。
- Gemini Notebookの連携をオフにするには?
- Geminiアプリの設定にある[連携アプリ]から、Gemini Notebookだけを個別にオフにできる。欧州経済領域を除いて最初からオンなので、使わない人は自分で切る必要がある。編集部が10月28日に開いた画面では設定は「コネクタ」のタブにあり、見出しは「アプリ連携」だった。Gemini Notebookはその中の「有効」の段に並んでいた。
- Gemini NotebookはGeminiに日本語で頼んでも動く?
- 動く。編集部が10月28日に試すと、@を付けずに日本語で頼んでもGeminiは自分でGemini Notebookにつないだ。ただし1回目は182秒待っても答えが出なかった。入力欄で@を打ってGemini Notebookを選んだ2回目は、127.9秒で数を1行で答えた。1回ずつの結果なので、速さは日によって変わる可能性がある。
この記事の出典
補助資料
- [1]窓の杜この記事の元にした報道
出典の最終確認日:2026年10月28日
