OpenAIが有料の全員にリセット権を配った 4,000万人の記念だ
OpenAIはChatGPTの有料アカウントすべてに、利用枠を戻せる使用量リセット権を1回分配りました。CodexとChatGPT Workを合わせた利用者が4,000万人に届いた記念です。発表したのはCodexとChatGPTを担当するThibault Sottiaux氏で、日本時間の10月8日にXへ投稿しました。
同氏によると、配り終えるのは米国太平洋時間の10月7日中です。日本時間では10月8日16時ごろまでに行き渡る計算になります。PC Watchの記者の画面でも同じ日に1回分が届き、期限は11月7日8時26分と出ていました。
使うと5時間ごとの枠と週ごとの枠の両方が戻ります。OpenAIは8月から記念や埋め合わせの名目で配布やリセットを繰り返しています。AInformationも10月2日にChatGPTの制限のリセットを伝えました。今回は連日の発表の3日目で、目玉はGPT-6がChatで使えるようになったことでした。

- 8月OpenAIが記念や埋め合わせで配布とリセットを始める
- 10/8Sottiaux氏が利用者4,000万人とリセット配布を投稿
- 10/8日本時間16時ごろまでに有料の全員へ行き渡る
- 11/7PC Watchの記者に届いた分の期限
効くのはCodexとWorkの枠 Chatの会話には効かない
このリセットで戻るのはChatの会話の回数ではありません。編集部のChatGPT Plusの設定にある「使用状況」を開くと、利用枠はCodex・Work・Workspace Agents・ChatGPT for Excelで共通だと書かれていました。続けて「Chat での会話は含まれません」とあります。
普段はチャットで質問するだけという人には、ほぼ関係のない配布です。得をするのはCodexでコードを書かせている人や、Workでまとまった作業を任せている人です。枠を使い切ってもリセットを押せば5時間待たずに続けられます。
| 項目 | 編集部の画面の表示 |
|---|---|
| リセットが効く枠 | Codex・Work・Workspace Agents・ChatGPT for Excel |
| 効かないもの | Chatでの会話 |
| 戻せる枠 | 5時間ごと・週ごと・その両方 |
| 枠を使い切ったあと | クレジットを買うか自動チャージ(編集部は残り0) |
AInformation独自確認:2026年10月8日21時台・月3,000円のChatGPT Plus(月額は9月29日に日本の料金ページで確認)・設定の「使用状況」の表示。

編集部のPlusには3回分がたまっていた 期限は30日後だ
編集部のアカウントでは、リセットが3回分たまっていました。履歴を見ると受け取ったのは9月23日・9月30日・10月8日で、今回の分は10月8日7時18分に届いています。どれも「完全リセット(週間+5 時間)」という名前です。
期限はそれぞれ10月23日4時13分・10月30日3時42分・11月7日7時18分でした。受け取った時刻のちょうど30日後に切れる形です。PC Watchの記者の期限は8時26分だったので、時刻は受け取った時刻で人ごとに違うようです。
届いたことは使用状況の画面を開くまで分かりませんでした。この画面を見ていなければ、9月の2回分は使われないまま消えていくところです。

10月23日に1回目が切れる 押す前に残りの%を見る
手元のリセットは、期限の近いものから使うと無駄が出ません。押す前に次の3つを確かめておくとよさそうです。
- 設定の「使用状況」で、5時間と週ごとの残りが何%あるか見る(編集部は67%と79%だった)
- 残りが多いうちに押さない。枠を使い切って止まったときに押す
- 9月に届いた分があれば、10月23日と10月30日の期限を先に見る
Chatの会話で上限に当たって困っている人は、このリセットでは戻りません。OpenAIの連日の発表はまだ続くので、Chat側の上限に手が入るかどうかが次の焦点になります。

- 使用量リセット権
- ChatGPT WorkやCodexの利用枠を使い切ったあと、自分の好きなときに5時間ごとと週ごとの枠を戻せる権利
リセット権は配られても、届いたと知らせる場面がありません。編集部のPlusでも3回分が黙ってたまり、9月23日の分は10月23日に切れます。チームでCodexを使う会社は、誰の枠がいつ止まりやすいかを先に把握しておかないと、配られたリセットを誰も押さないまま消すことになりそうです。逆にChatで上限に当たって困っている部署には効かないので、「リセットが配られた」とだけ社内に流すと混乱する可能性があります。
- ChatGPTの上限リセットはどこで確かめられる?
- 設定の「使用状況」の下にある「利用上限のリセット」の欄で見られます。AInformationが10月8日に編集部のPlusで開くと「利用可能 3」と出て、期限つきのリセットが3行並んでいました。履歴のタブを押すと受け取った日時も分かります。届いたという知らせは画面に出ていなかったので、一度開いて数を見ておくと取りこぼしが防げます。
- ChatGPTのリセット権を使うとChatの回数制限も戻る?
- 戻りません。編集部のPlusの使用状況の画面には、利用枠はCodex・Work・Workspace Agents・ChatGPT for Excelで共通と書かれています。そのうえで「Chat での会話は含まれません」と添えてあります。リセットで戻るのは5時間ごとと週ごとのCodexやWorkの枠です。チャットで上限に当たったときの助けにはなりません。
- ChatGPTのリセット権はいつまで使える?
- 編集部のアカウントでは受け取った時刻のちょうど30日後が期限でした。10月8日7時18分に届いた分は11月7日7時18分に切れます。9月23日と9月30日に届いた分は10月23日と10月30日が期限です。PC Watchの記者の分は11月7日8時26分だったので、時刻は人によって違います。
この記事の出典
補助資料
- [1]PC Watchこの記事の元にした報道
出典の最終確認日:2026年10月8日
