Claude Codeの5時間制限 編集の途中では止まらなくなった
Claude Codeは5時間ごとの使用量制限に達しても、すぐには止まらなくなった。週の使用量から決まった少しの量を引き出し、作業の区切りが付くところまで進めてから止まる。Anthropicが9月25日に開発者向けのXアカウント@ClaudeDevsで発表した。
これまでは制限に達した時点で、コードの編集中でも作業が止まっていた。残りがわずかでも利用クレジットを使わない限り、次のリセットまで待つしかなかった。直しかけのファイルが残るとテストも回しにくい。
新しい動きは制限に達したときに自動で働く。対象はProとMaxとTeam Premiumの3プランで、働く回数はプランで違う。

- 9/23Opus 5.5の提供開始に合わせリセット権を全員に配布
- 9/25@ClaudeDevsで5時間制限の新しい止まり方を発表
- 10/23リセット権の使用期限
Proは週1回だけ 毎回働くのは月110ドルのMaxからだ
区切りまで続ける延長は、Proでは週に1回しか働かない。MaxとTeam Premiumは5時間の制限に達するたびに働く。延長のあとも作業を続けるなら利用クレジットを使うことになる。
日本から見た月額はProが22ドルでMaxが110ドルからだ
Claude Codeの料金はClaudeの有料プランの月額に含まれている。AInformationが9月28日に日本から公式の料金ページを開くと、各プランの月額は次のとおりだった。
| プラン | 延長が働く回数(発表) | 月額(日本からの表示) | 円換算(AInformation計算) |
|---|---|---|---|
| Free | Claude Codeが入っていない | 0ドル | 0円 |
| Pro | 週1回 | 22ドル(年払いは月18ドル) | 3,467円 |
| Max | 5時間の制限ごと | 110ドルから | 17,335円から |
| Team Premium(プレミアム席) | 5時間の制限ごと | 年払いで1席110ドル(月払いは137.50ドル) | 17,335円 |
| Team(スタンダード席) | 発表に書かれていない | 年払いで1席22ドル(月払いは27.50ドル) | 3,467円 |
円は9月25日の欧州中央銀行の参照値(1ドル157.59円)で計算した。ProからMaxに上げると、月の支払いは3,467円から17,335円に増える。Freeは料金ページの欄にClaude Codeの名前が出てこなかったので、延長より前にClaude Code自体が使えない。

延長分は週の枠から引かれる Claudeのチャットと同じ枠だ
延長に使う量は、週の使用量制限から差し引かれる。料金ページのよくある質問によると、Claude Codeとチャットは同じ使用量の枠を分け合っている。Claude Codeで延長が働いた週は、WebやスマホのClaudeで使える量もその分だけ減る。
毎回延長が働くMaxやTeam Premiumほど、週の枠から引かれる回数は多くなる。コードと資料づくりを同じアカウントでこなしている人は、週の後半にチャットの枠が足りなくなるおそれがある。1回で引かれる量は発表で「固定の少量」とされただけで、数字は出ていない。
会社でTeamプランを使っている場合、毎回延長が働くのはプレミアム席だ。スタンダード席でどう動くかは発表に書かれていない。開発者にどちらの席を配るかを決めるときの材料が1つ増えた。

リセット権の期限は10月23日 押す前に週の区切りを見る
AnthropicはOpus 5.5の提供を始めた9月23日に、期間限定のリセット権を全員に配った。1週間分の使用量制限を1回だけ好きなときに回復できる権利で、OpenAIがCodexで先に出していたBanked Resetと同じ仕組みだ。使える期限は10月23日までになっている。
リセット権はメニューの「使用量」にある「リセット:無料でリセット」から使う。押した瞬間に使用量が0%に戻るだけで、いつもの週のリセット時刻は動かない。本来のリセットが数時間後に来る日に押すと、回復した分をほとんど使えずに終わる。
Claude Codeは2.1.234から制限が戻ると自動で再開する
Claude Codeの中では/usageで5時間と週の使用量を確かめられる。変更履歴によると2.1.234からは、制限が戻ると作業を自動で再開する(/configの「Continue automatically at usage limit」で切れる)。AInformationが9月28日に変更履歴を最新の2.1.283まで見たところ、今回の延長の記載は出てこなかった。
どの版から延長が働くのかは分からない。次に制限へ達したときに、どこで止まったかを1度見ておきたい。
- リセット権
- 1週間分の使用量制限を1回だけ好きなときに0へ戻せる権利。9月23日のOpus 5.5公開に合わせて全員に配られ、期限は10月23日。
社内でClaude Codeを回し始めた会社ほど、この変更はありがたい。止まった瞬間に残る直しかけのファイルを人が片付ける手間が減るからだ。ただし延長の分はチャットと同じ週の枠を削る。資料づくりとコードを同じアカウントでこなす小さなチームは、週の後半に枠が尽きる場面が増えそうだ。情報システム部門はコードを書く人だけにプレミアム席を割り当てるといった線引きを先に決めておきたい。スタンダード席の扱いは発表で触れられていないので、席を配る前に確かめる必要がある。
- Claude CodeのProプランでも5時間制限の延長は使える?
- 使えるが週に1回だけだ。ProではClaude Codeが5時間の使用量制限に達したとき、区切りの良いところまで続ける延長が週に1回だけ働く。同じ週にもう一度制限に達したときは延長が働かず、続けるには利用クレジットを使う。毎回働くのはMaxとTeamのプレミアム席で、日本から開いた料金ページではどちらも月110ドルからになっている。
- Claude Codeの延長で使った分はどこから引かれる?
- 週の使用量制限から差し引かれる。延長に使うのは週の枠から引き出す決まった少しの量で、Anthropicは量を数字で示していない。Claudeの料金ページによると、Claude CodeとWebやスマホのチャットは同じ使用量の枠を使う。延長が多く働いた週は、チャットで使える量もその分だけ減る。
- Claudeのリセット権はいつまで使える?
- 10月23日までだ。リセット権は9月23日のOpus 5.5の提供開始に合わせて全員に配られ、1週間分の使用量制限を1回だけ回復できる。メニューの「使用量」にある「リセット:無料でリセット」から使う。押した瞬間に0%へ戻るだけで、いつもの週のリセット時刻は変わらない。週のリセットが近いときに押すと回復した分を使い切れない。
- Claude Codeは無料プランで使える?
- 使えない。AInformationが9月28日に公式の料金ページを開いたところ、FreeプランにはClaude Codeが含まれていなかった。Claude CodeはProから上の有料プランに入っていて、日本からの表示でProは月22ドル(年払いなら月18ドル)だ。9月25日の欧州中央銀行の参照値の1ドル157.59円で計算すると月3,467円になる。
写真:TechCrunch / Wikimedia Commons(CC BY 2.0)
この記事の出典
補助資料
- [1]テクノエッジこの記事の元にした報道
出典の最終確認日:2026年9月28日
